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6/6『ポンちゃんがボケたら友近も、それをツっこむ小籔さん!』(ルミネtheよしもと

友近さん絡みのライブは何度か見ているけど、毎回どのライブでも思うのは「選曲が古い」ということ(笑)。いえ、嫌いじゃないんです。むしろ大好きです。いまどきこんなに80年代、90年代初めぐらいのヒット曲に触れられる場所はあまりないでしょう。

オープニングはスティングの『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』で、それぞれが踊りながら登場。いきなり、「誰にも分かってもらえなくても、やりたいからやる」モードを見せ付けられましたが、きっとライブの前後やコント・コーナーの合間の曲も「好きだから流す」のでしょう。デュランデュランの『ハングリー・ライク・ザ・ウルフ』とか、フィル・コリンズの『恋はあせらず』とか、若いお客さんには逆に新しいぐらいの感じだったかもしれません。

そういう意味では、最後の雑誌のインタビューのコントも、分かる世代が限られる内容だったかも。友近さん扮する女優が、ライターの小籔さんにインタビューを受け、その途中でマネージャー役の土肥さんが現れるという内容なんだけど、ここで出てくる友近さん出演の架空のドラマがオーバー30にはかなりそそられる出演者。
女相撲を通して、頑張る女性を描くというもので、出演者は黒田福美さん、あめくみちこさん、柴田理恵さん。この3人と友近さんが女相撲の力士で、共演者は龍虎さん。しかも、龍虎さんとはおいしいものを食べに行く間柄で、そのグループには林マヤさん、城戸真亜子さんもいるのだとか。…もちろん全て架空のお話です。でも、この人選、良すぎるでしょう。しかも龍虎さんは『料理天国』でお馴染みって…(笑)。私の隣に座っていた人はご存じなかったようで、私が腹もよじれんばかりに笑う中、ピクリともせず。残念ですねぇ。

時間にしたらかなり長いライブでしたが、それも感じさせない面白さでした。ちなみに、小籔さんのバチが当たった話は、後日『兵動・小籔のおしゃべり一本勝負』(フジテレビTWO)でショートバージョンを見ることができました。ライブで聞いた話を上乗せしながらまた笑っちゃいました。

そういえば、最近、東京でも小籔さんをテレビで見ることが増えましたねぇ。月1回だけの放送ですが、『ヤリキレナイ川』(TBS)はかなり好きです。小籔さんというツッコミ役はとても重要。今後は見事なたとえも拝聴したく。スペースシャワーTVの『MUSIC UPDATE』も最近見始めましたが、今週(6/23)は大事ですね。加護ちゃんですね。何か楽しみです。