Someday it will come to me

昨日はトークライブ『島田洋七の笑魂伝承』(新宿ロフトプラスワン)に行ってきました。ゲストが陣内智則さんということもあって、今日はこんな記事も出ていましたが、実際そういう話はあまりなく(だから記事も苦し紛れのこの程度なのです)。むしろ洋七さんがウソともホントともつかないエピソードを交えながら(笑)、2人でまじめにお笑いについて語った時間がほとんどでした。

いつものように瞬く間の2時間でしたが、心に残ったのは洋七さんの「いつか絶対ひょっとする」という言葉。『佐賀のがばいばあちゃん』の映画も、今年の初めごろには否定的な見方をする人が多かったけれど結局大ヒット。さらに海外の映画祭で賞までもらうほどになったのだそう。だから、「やりたい」と思ったらやってみるべきだと。「今さら…」などと思わずに。そしたら「ひょっとする」から、と。ほろ酔い気分で見ていたせいもあるのか、なかなか胸に響きました。

このごろの私は「お笑い」から学ぶことが多く、それに助けられたときもありました。いい大人が何を…と思われるかもしれないけど、本当はバカにしたもんでもないと思っています。もちろん全部が全部というわけではありませんが(苦笑)、芸人さんの物の考え方には時に ハッとさせられることがあります。「いつか絶対ひょっとする」という言葉は、元々洋七さんのおばあちゃんが言っていたようですが、これもまた力を与えてくれる言葉だなあと思いながら帰ってきました。

それにしても、陣内さんは返しがうまいわあ…としみじみ。『なるトモ!』や『ジャイケルマクソン』などでも面白いなあと思いながら見てたけど、陣内さんの言葉に洋七さんが思わず爆笑する場面が何度もあったもの。洋七さんが島田紳助さんと「芸人は賢くなければできないから、“俺たちはバカだ”と言うのをやめよう」という話をした、とおっしゃってましたが、頭の回転が速くなければできない仕事というのが見て取れました。

そして今回は、このイベントで洋七さんのアシスタントを務めていた若槻さんの最後の回でもありました。ともすれば脱線しそうになる洋七さんの話を うま〜くコントロールしていて、いつもすごいなあと思いながら見ていました。こちらも頭の回転が速くなければできない仕事。4年間、お疲れ様でした。

さて、私にも「ひょっとする」出来事が起こるかしらん?とりあえず、明日あたり ひょっとしてほしいんですが(苦笑)。準決勝のチケット〜!