What a OMORO world

オフ会へのお申し込み、ありがとうございま〜すっ!絶賛受付中ですので、皆さん是非どうぞ(詳細はコチラ)。で、しばらくライブの感想を書いてませんでしたが、久々にチラリと。昨日見た『日本オモロー党』でございます。

『日本オモロー党』(ルミネtheよしもと

開演前にはGLAYイエモンBOOWYという、世代を感じさせる微妙なラインの曲が流れ、レベッカの曲で幕を開けた(笑)『日本オモロー党』。2月の『世界のナベアツ 日本公演』ケンドーコバヤシさんとカリカ・林さんを進行役に、これまでのネタを含めた(しかもハリウッドザコシショウを交えた『すんげ〜Best10』ネタまで!)あつむさんワールドが繰り広げられましたが、今回の『オモロー党』はいわば「世界のナベアツとゆかいな仲間たち」といった感じ。オモロー党・党首代理のあつむさんと党員の椿鬼奴さん、カリカ増谷キートンさん、ピース、パンクブーブー、アップダウン、平成ノブシコブシ・徳井さんのネタ、そしてトークコーナーという内容でした。党首であつむさんの相方の山下さんはいないのね(笑)。

ネタのほうはコンビネタからピンネタまで。普段なかなか見ることができないものもあり、貴重な瞬間もあれば、残念な雰囲気に包まれる瞬間もあったりして(笑)。『M-1グランプリ』の予選でおなじみ、鬼奴さんとキートンさんのBODYのコント(自分たちで作った曲を「英語の歌詞だから“洋楽”」と言い切って歌う・笑)は貴重なほうでしたが、鉄のハートの徳井さんのピンネタとパンクブーブー黒瀬さんの今年の『R-1』1回戦で見事に散ったネタはビミョーな緊張感と苦笑いが客席に広がっていました(笑)。継続は力なり。たぶん(苦笑)。

でも、そうやって最初はビミョーだったのが面白いところまで到達したのが、アップダウン・阿部さんのアベギス・ハーンかも。『やりすぎコージー』でケンコバさんに半ば無茶ぶりのようにやらされたアベギス・ハーンですが、かなり面白かったです。日本にいながら、ふとした瞬間に祖国のモンゴル・ウランバートルを思い出すんですが、モー娘。の『ラブレボリューション21』の振り付けが馬に乗る様子に似てるとか、いろいろ目のつけどころがシャープ。オモローですねぇ。

あつむさんは「3の倍数と3がつく数字でアホになる」のと「フレディ・マーキュリーのモノマネ」の合わせ技、「3の倍数と3がつく数字でアホになるフレディ・マーキュリーのモノマネ」と『日本公演』でもやっていた、文字を正しく読むネタ。「婆」という文字が上からつるされてしなっているように書いてあると、「ばばあ〜〜!」とターザン風になるわけですね。いいですね。

トークコーナーは、なぜかほとんどがコントの衣装で登場。進行役のあつむさんもフレディのまま(笑)。トークテーマは「オモロー」というざっくりしたもので、出演者全員が困惑しながらのスタートでしたが、黒瀬さんのピンネタいじりがあったり、それぞれが行った音楽ライブについてのトークが意外なほど続いたり、と結構面白かったです。家城さんのゆらゆら帝国・坂本さんと激似すぎてドッペルゲンガーな話はすごいわね。最後には無理な動きをしたあつむさんの足がつるというハプニングもあり、どこまでもユニークでオモロー(笑)。

ちなみに、エンディングで流れた曲はレッド・ウォーリアーズの『バラとワイン』。開演前・オープニング・エンディングの選曲も含めて、終始ニヤニヤが止まらないイベントでした。