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若手芸人がCMに挑戦した話を2つ。噂の資生堂 ウーノ」と一部で噂の「オロナミンC」です。

その1資生堂 ウーノ」

ワイドショーなどでも取り上げられているようですが、若手芸人52人が出演した資生堂「ウーノ」のCMが本日夕方6時から放送されます。一晩で一挙54パターンをオンエアしてギネスに挑戦するそうで、芸人ブームも極まれりという感じですね。残念ながら、今日見られるのはテレビ朝日とその系列の一部の放送局のみ。でも、見逃した方、早く見たい方も心配無用です。CMは「ウーノ」オフィシャルサイトでも見られます。あまりネタバレになってもいけないので詳しい内容には触れませんが、ちょっとだけ説明すると、それぞれ最後に決めゼリフを言ったり、得意のギャグをやったりしてキャラをしっかり表現しています。ここは見どころでしょう。コンビの人も単独で出ていて、いわば一世一代の自分だけが主役のCM。いろんな意味で、行けるとこまで行っちゃってます。

それから「若手芸人が出演」と言われていますが、実はベテランも混じっています。それは谷啓さん。全パターンのナレーションをやっていらっしゃいますが、ご本人もカッコよく決めて登場します。お約束のアレも見られて、まだまだ若手に負けてませんぜ。

ちなみに、音楽は勝手にしやがれが担当。クールでCMにぴったりです。

その2「元気ハツラツぅ?CMバトル」

こちらは16組の若手芸人がそれぞれにオロナミンCのCMを作り、トーナメント方式でバトルを繰り広げるというもの。優勝者には賞金8,202ペソ(約37万円)と出身地でのCM放映の権利が与えられます。ギネスを狙う「ウーノ」と比べると若干規模が小さめですが、制作にかける意気込みは「ウーノ」の出演者にも負けていなかったと思います。

5月9日から約4か月半にわたって1回戦・2回戦が行われ、ついに昨日、ルミネtheよしもと勝戦が開催されました。決勝に進んだのは麒麟トータルテンボス次長課長、そしてニブンノゴ!。下馬評が高かったのは麒麟だったようですが、優勝はニブンノゴ!でした。決勝戦イベントで上映されたCMは明日からオフィシャルサイトで見られます。

個人的には、ここまで2回の戦いでクオリティーの高いCMを作っていた麒麟の作品が気になります。2回戦が終わったところで、優勝候補と言われていることに川島さんは「優勝候補といわれて優勝したためしがない。いつも3位ばっかり…」とおっしゃっていましたが、今回もジンクスを破ることはできなかったようで。運は年末まで取っておきましょう。