ミラクルジャンプ

さらっと触れておきましょう、『お笑い登竜門』。先週に引き続き、夏のイベントのダイジェスト版です。

今回登場したのは11組。それが30分程度の中に詰め込まれるわけですから、そのダイジェストっぷりたるや、推して知るべし。それでもちょっとだけうれしかったのは、とろサーモンのお馴染みスカシ漫才の第3弾が見られたこと。今まで、風邪を引いた話とこれによく似た歯医者の話は見たことがあったんですが、今回はツッコミの村田さんの不良時代の話。何せダイジェストなので詳しいことは分かりませんが、おそらく武勇伝的な内容で、その後村田さんが更生していったという流れなんだと思います。で、例によってボケの久保田さんはどれだけボケても置いてきぼり。最後に「突っ込んで。突っ込んでくれ、寂しいわ」と訴えかけるわけですが、やってしまいました、天然のボケを。「みんな突っ込んでるよ。いろんなバージョンがあるやん」。ここまでは良かった。「“そしてやねん”とか…」。それを言うなら「何でやねん」(苦笑)。スカシ漫才では久保田さんを冷たくあしらう役回りだった村田さん。しかし、ここでは思わず「東京まで来て何してくれてんねん」と突っ込んでしまったのでした。最後は久保田さんがメガネをはずして「すいませんでした」でおしまい。『アメトーク』を見た方々なら記憶に新しい、オール巨人師匠に「惜しい」と言わしめたアレがオチでした。

ちなみに、今回は麒麟も出ていましたが、あのラジオのネタは結構好きです。受験生向けのラジオ番組の話で、『お笑い登竜門』では受験で必須の暗記項目をラジオ体操の音楽にのせて、体を動かしながら覚えるというところしかやってなかったんですが、その後に確か「好きなハムランキング」というのが出て来るハズ。DJ川島さんのあまりのくだらなさに受験生の田村さんが別の番組を聞き始めるんですが、それもイマイチ。で、ダイヤルをいじってると「頑張れニッポン」の声。スポーツの実況かと思って聞いていたら、実は「好きなハムランキング」の実況でニッポンハムが1位になったというオチなんですね。こういう、最初の方でチラッと出した話が大オチにつながるネタはかなり好きです。

さて、今週末は『お笑い登竜門』の拡大版『登竜門F』があります。今度はミュージシャンは出ないみたいですね。出演者はこんな感じです。今回、かなり欲求不満にさせられたピースも見たいんだけど、出ないのかな〜。いよいよあの2人に毒されかけています(笑)。おちるのは、もはや時間の問題。