好きにやるんだ Baby 答えしかねぇ

ご無沙汰でございます。ほぼ2週間、ほったらかしにしていたら、カレンダーは間もなく7月になり、ワールドカップは準々決勝を迎え、私は1つ年をとったけど相変わらず(苦笑)。というわけで、いろんなことが混濁状態ですが、思いつくままに消化済みの番組についてつらつら書いていきたいと思います。

ガチンコ視聴率バトル』(テレビ朝日

6月12日・19日の2週にまたがった企画のプロデューサーはFUJIWARA。ギャグマシーンとして有名な原西さんが考えたのは、「ギャグだけで費用を稼ぎ、24時間以内に沖縄本島を南から北に縦断する」というもの。移動しながら30分ごとに1回、一般の人を相手にギャグを見せ、笑ってもらえたら100円を獲得できます。ちなみに、ギャグをする人はサイコロで決めるので、原西さんだけでなく、いつもはギャグを振る立場の藤本さん、あるいは2人で一緒にやらねばならないこともあります。しかも、1度使ったギャグを再び使うことはできないので、なかなか過酷です。

原西さんは「背骨を抜いたら立ってられへ〜ん」でいいスタートを切りますが、やはり持ちギャグのない藤本さんはかなり不利。相方の「♪なるほどな、なるほどなるほど、なるほどな」をパクるもあえなく撃沈します。そこで藤本さんは途中の100円ショップで鼻メガネ」を購入。普通なら あざとく受けを狙いすぎて滑りアイテムの鼻メガネも、今回ばかりは最強の武器に変身。どんなにギャグがイマイチでも、場合によっては特別なことをしなくても、鼻メガネをかけた藤本さんが出てくるだけで見ていた人は笑ってしまいます。

でも、結局、この企画は24時間以内のゴールはならず。それどころか、半分までも到達せず(苦笑)。獲得金額がアップする3時間おきのチャンスタイムもあったけど、基本は30分で100円orゼロ。なので、それほど資金もたまらず、移動はほとんど歩き…。30分歩いて、10分ギャグをやって…とかなら、もう少し何とかなったかもしれないけどね〜。そしたら原西さんのギャグも もっと見られただろうな〜。今度はギャグマシーンぶりが さらによく分かる企画でお願いします。標準録画で愛蔵版にしますから(笑)。

『アメトーク!』(テレビ朝日

6月27日は「未公開シーン大放出スペシャル」次長課長中川家関根勤さんとお気に入り芸人、ひな壇芸人バッファロー吾郎ファミリー、モノマネ芸人の回の未公開シーンの放送でした。

次長課長中川家のマニアックモノマネは今さら言うまでもなく。実際に放送されたときのモノマネ以外に、「大音量で音楽が流れるクラブでドリンクを頼むお客さんと店員のやり取り」があり、さらに楽屋に戻ってからは、カメラもないのに焼肉屋さんで注文をする家族と従業員」を再現。そこに宮迫さんが「止めてくる」と入っていったはいいけど、なぜか宮迫さんまでが焼肉屋のお客さんになってしまいます。宮迫さんはご本人役でこの中に溶け込み、芸能人のご来店ということでそれまでお母さん役だった礼二さんは店長に変身。相席しかないと言われ、店長と話していたところでさっきの家族につかまり、記念の写メールに応じてあげます。そうこうしているうちに「宮迫さん、個室空きました」。…きっとこの後も続いたんだろうなぁ〜。どっかでこの2組が延々ミニコントをする番組でもやってくれないかなぁ〜。

ひな壇芸人土田晃之さん、モンキッキーさん、カンニング竹山さん、品川庄司が出演。「ひな壇芸人として好きな番組」という話は、途中で今田耕司さんと東野幸治さんのすごさを熱く語るコーナーに。今田さんについては、以前、私もこんなことを書きましたが、同じ芸人さんから見ると、そのすごさはただ事ではない様子。芸人さんなら誰でも、酒の席でこの2人のすごさについて語ったことがあるはず、らしいです。そして話が進むうちに、スタジオはどうやら酒場で熱く語っている雰囲気になったようで。品川さんは、観覧のお客さんに向かって思わず「みんなが思ってる何倍もすごいからね、あの人」。さらに土田さんは今田さんと東野さんが出ている番組を録画して、コメントや間を研究したことを告白。…と熱さも頂点に達するかというところで、宮迫さんが「今回、先輩をほめる回やったっけ?」。これで皆さん、我に返ったようです。

バッファロー吾郎ファミリーでは大喜利をやっていたそうで、『ダイナマイト関西』の余韻がまだ残る私にとっては「全部見せて〜」という感じのお宝場面。みんな面白いのだけど、やはり木村さんの深追いしすぎな感のある答えは味がありますね(笑)。特に「蛍原さんの新しいキャラは?」というお題に、ケンドーコバヤシさんが「“How to 原”に改名」笑い飯・西田さんが「“ポルポト原”に改名」とかぶせで受けていたところに、木村さんが「“ホットケーキ原”に改名」。…失笑がもれる中、「名前で受けてたから」と素敵なエクスキューズ。しかもMCのお2人ではなく、なぜか後ろを向いて笑い飯に言い訳するという…。館長、絶好調ですね。そういえば、高橋開発は本家・松崎さんより木村さんの方が面白いかと。勢い勝ちです。

その他、関根さんとお気に入り芸人の回はエスパー伊東さんの特異性がクローズアップされ、モノマネ芸人さんの回は「格付けされるモノマネ芸人たち」で それぞれのいろんなモノマネのおいしいところが見られました。前も書いたけど、モノマネはこういう見せ方が好きだな〜。

ちなみに、5月に放送された「フリスク芸人」は視聴率も高く、芸能界でもかなりの反響があったそうです。すごいね。くだらなすぎて、誰も手をつけないようなことに挑んじゃうアメトークに幸あれ。