やっぱ好っきゃねん

ん〜、やっぱり重いですねぇ、ココログは。カウントもうまくいってないみたいだし…。でも今日書いておかないと賞味期限切れになりそうなので、ワールドカップがらみのちょっとおもしろかった話というか、そんなことについて。

『2006FIFAワールドカップウィークリー』(テレビ東京

各チャンネルでハイライト番組をやっていましたが、私はNHKとかスカパーで見た程度。民放のバラエティ色濃厚な感じも多くの人に見てもらうという意味ではいいと思うけど、まあ無難なところで見たほうがいいかな、と。そんなわけで、テレビ東京のこの番組は偶然途中から見ました。

チャンネルをかえると、そこに映っていたのは前の日本代表監督フィリップ・トルシエさん。何をやってるのかと思ったら、サッカーとはまるで関係ない一般女性の悩みを解決するトルシエさんに聞いてみよう!」というコーナーでした(苦笑)。このコーナーはオールロケ。モノマネのホリさんがいろんな人の真似をして、女性の悩みを聞いてあげるんだけど解決できない。はて、どうしたものやら、と困っていると、偶然その場に居合わせたり、近くを通りかかったりするのがトルシエさん(笑)。日本代表を率いた経験のあるこの人なら、ということで、女性たちが悩みを相談します。その内容は恋愛のことだったり、会社での人間関係のことだったり。回答者は別にトルシエさんじゃなくてもいいわけですが、他ではやらないようなことにも挑戦しなくちゃね、テレビ東京トルシエさん自身も趣旨にのっとってユーモアを交えつつ、相談に乗ってあげていました。女性に会ったときと、別れるときに手の甲にキスをするのもポイントね。

日本代表監督時代は批判を受けたり、いろんなところとの軋轢(あつれき)があったりして、日本を離れるときもわりと冷たい扱いを受けていたように記憶していますが、4年後に戻ってきてこういう番組に出るとは。個人的な意見を言えば、私はトルシエ・ジャパンが好きでした。細かい技術的なことは分からないけど、チーム内で競わせて競争意識を植えつけ、日本人には不得手な意思表示をはっきりさせる、といったことを実践したおかげで、チームには貪欲さがあらわれ、試合も見ていてわくわくする場面が増えていたように思います。

ちなみに、このロケのトルシエさんの通訳の方って以前からついていた女性だと思うのですが、この方の仕事ぶりというか、言葉の選び方は好きです。トルシエさんの通訳と言えば、ほとんど一心同体なフローラン・ダバディさんが有名ですが、この女性も日本語が的確で無駄がなく安心感があります。フランス語は全然分からないけど、要は日本語勝負。名前も知りませんが、久しぶりにお仕事が見られてよかったです。

さて、4年後の2010年。今度はジーコ前監督がバラエティ的なところまで踏み込んでいくのかどうか(笑)。重圧から抜ければ何でもできるのかしらん?

麒麟・千鳥の二笑流TV』(GAORA

打って変わって、こちらは完全なるバラエティ番組。今週放送分では、baseよしもとの芸人さんたちのモノマネ大会をやっていました。モノマネといっても、時流に乗って「こんなシチュエーションでこんな人いるよね」というほうが主。中にはプラスマイナス・兼光さんのように、麒麟・田村さんやとろサーモン・久保田さんを真似たり(これがどちらもソックリ)する人もいましたが。

で、サッカーがらみでツボだったのは、「こんなヤツいるいる」のモノマネをしたジャンクション・原田さん。うろ覚えですが、おおよその内容は「今大会の日本代表で左サイドは誰がいいか話しているとき、しょうもないことを言ってくるヤツ」。で、原田さん、ニヤニヤしながら友達の輪に混ざって一言。都並ちゃいますか?」…いるね、たぶん。もう突っ込んでももらえないね。

さて、本日ワールドカップはいよいよ決勝を迎えます。対戦カードは今さら言うまでもなく、イタリア対フランス。実はわたくし、サッカーに興味を持ったきっかけがイタリア代表でした。Jリーグ開幕の3年後、96年に行われたユーロ@イングランド。確かイタリアはグループリーグであっさり負け、批判も渦巻いていたと思います。でも当時は詳しいこともよく分からぬまま。偶然ロンドンにいて、何となくテレビで見ていました。そんな程度の私をトリコにしたのはパオロ・マルディーニ大先生。それがすべてのハジマリ。今ではメシのタネにもなったりして、恐ろしいことだわい。ここ何年かは週末が書き入れ時のため、なかなか落ち着いて試合を見られなくなってしまったし、「ファンです」と胸を張っていえる感じでもないけど、今日は朝から緊張気味。はあ〜…。「お願い〜、勝たせて〜」ザ・パンチ的なことも言ってみたくなりますわ。