元気出せ、えびばでぃ

ブログの更新が滞り倒していますが、実は先週家を引っ越ししました。無理やりライブの予定も入れてみたけれど、久々のルミネ詣でも結局断念。イギリスから来たバンドのライブもチケットが無駄になり…と、泣きの涙でダンボールと格闘していました。

でも、さすがに昨日は「ええいっ!ままよっ!」と、まだ決着のつかない部屋を放り出して行ってしまいました、『すっごい吉本新喜劇 LA&JAPAN TOUR』楽しかったなあ。会場は浅草公会堂。「新喜劇が浅草?」と不思議な取り合わせのような気がしたけど、行ってみたら街の独特の雰囲気とステージで繰り広げられる内容が うま〜くマッチングしてる気がしました。渋谷や新宿は人の顔が見えない場所という気がするけど、浅草は観光スポットでありながらそこに長く住んでいる人たちの人情というか、暖かいおせっかいみたいなものが残ってる感じ。そういうところで見ると、舞台が終わってからも ほっこり感が長く続くみたいです。

新喜劇の細かい内容は機会があったら書きますが、とにかくメンバーが豪華だから面白くならないはずがないわけで。何度も同じ芝居を演じてきたせいか、随所にアドリブの応酬があり、セリフの間違いもあり(苦笑)。そこがライブのいいところ。ツッコむ今田耕司さんとボケる内場勝則さんの座長コンビも大変よろしゅうございました。

個人的には、池乃めだかさんの「もういいっ!」が聞けて幸せ(笑)。宮川大輔さんが「ポラギノール」呼ばわりされたりして、ネタで出演した陣内智則さんにも参加して欲しかったりもして。嗚呼、そしたらそこは私の愛する『横丁へよ〜こちょ!』ワールド(苦笑)。東京ではスカパーでしか見られないので、「もういいっ!」への反応はたぶん大阪あたりとは違ってたでしょうね。もっと爆笑したかったわ〜。

未知やすえさんの おしとやかなお姉さまから巻き舌のダメ出ししまくりキャラに変貌する芝居もグー。例によって、勢いに任せて出演陣1人1人のプライベートな姿を暴露してましたが、めだかさんは前日、飲み歩いて午前様だったり、今田さんは同じ出演者のたむらけんじさんやジャリズム・山下さんを夜な夜な引き連れて歩いて2人を泣かせたり、板尾さんは楽屋で何もしゃべらないので「クールにもほどがあるんじゃあっ!」と恫喝されたり、共に女優さんが奥さんの木村祐一さんと藤井隆さんは、奥さんの差し入れのことで文句を言われたり…(苦笑)。千原ジュニアさんにいたっては「笑顔が気持ち悪いんじゃ!」とまで言われていましたが…あれ?内場さんは?(笑)ともあれ、ヤンヤンの一連の流れも見られて心の中でガッツポーズでした。

あとは板尾さんのギターに「これがしょっちゅう弦を切ってたギターね」とか、最後の全員での歌とダンスに「本当はもう少し複雑な振り付けだったってヤツね」と、今までに聞いたこぼれ話とリンクさせて見たり、ジュニアさんの踊りにちょっと注目したり。『やりすぎコージー』(テレビ東京)のワッキーの真似をして動いたアレよりはだいぶ良かったと思いますよ(笑)。うふふのふ。

引っ越し疲れで心身ともに へたり気味だったけど、おとといのマッサージときのうの新喜劇でかなり復活。やっぱりね、笑いって大事よね〜。久しぶりに食べた天ぷらそばもおいしかったし、お店の人もいい感じだったし、冷やし抹茶片手に参堂を歩いたのも楽しかったし。間違って1時間も早く着いてしまったけど(苦笑)、災い転じて福となす。何かとほっこりした土曜日でした。