すぴのふ

好きなものばかり食べてちゃいかんと思いつつ、ついつい吸い寄せられてしまうんだよなあ…。というわけで、『ジュニア千原のすべらない話』について。

『ジュニア千原のすべらない話』(フジテレビ721

まだ録画しっぱなしの番組も多い中、オンタイムで見た後、何度も繰り返し見てしまいました。いや〜、面白かった。面白すぎた。

『ジュニア千原のすべらない話』は『人志松本のすべらない話』から派生したスピンオフ企画。スタイルは本家とまったく同じですが、いつも松本さんが座る場所にはジュニアさんが。今までいた場所からちょっとズレただけなのに、見える景色はだいぶ違ったようです。

今回の出演者はほかに陣内智則さん、シャンプーハット・小出水さん、アップダウン・竹森さん、ザ・プラン9 ヤナギブソンさん、ピース・綾部さん、若月・若月徹さんという顔ぶれ。『人志松本』よりも若手のメンバーが揃いました。

話のほうはご本家同様「すべらんな〜」というものばかり。トップバッターだった陣内さん霊媒師さんの話は長めだったものの、まさに「緊張と緩和」が織り成す面白エピソードだったし、小出水さんのとぼけたお父さんの話やギブソンさんの おばあちゃん話は何度聞いてもその話し方や雰囲気でついつい笑ってしまいます。竹森さんのこれまた霊媒師さんがらみの話も知っているのにやっぱり面白いし、ジュニアさん以外では唯一2度目の出場の綾部さんは前に出たときよりいっそうレベルアップしてたし、一番若手の若月さんも地方の田舎ならではの強烈なインパクトの残るエピソードで爆笑を誘っていたし…と、文句のつけどころな〜しっ!シール出〜すっ!(笑)という感じでした。

しかし、今回の『すべらない話』はサブタイトルをつけるとするなら「ジュニアさん祭り」。これしかないでしょう。単にこの夜会の主人を務めただけでなく、サイコロの目がジュニアさんを示す回数の多いこと多いこと。ご本人も「ここまで来ると事故ですよ」と言ってたけど、ちょっと尋常じゃなかったです(笑)。そのうえ松本さんと違って、サイコロを振る前からエピソードを語ったり、ほかの人の話に自分が知ってるエピソードを付け加えたりしてたので、ジュニアさんが語る回数はサイコロで目が出た数以上(苦笑)。

それでもなお、数々の笑えるエピソードを披露できるところはすごいですね。その中にはもちろん残念なお兄さんの話もありました。雑誌編集者に「写真映り、良かったですよ〜」と言われ、ほんの一瞬、ほんのわずかな時間ですが、自分がアイドル雑誌の表紙になった錯覚を起こしたらしいです。周りの人には笑い話ですが、弟さんには腹の立つ話みたい(苦笑)。

今回はどれも面白いというだけでなく、聞く人の姿勢って大事だよなあと思いながら見ていました。きっと出演者の皆さんも、何度か聞いたことのある話は1つや2つではなかっただろうと思います。それでも、話の腰を折らない程度にうなずいたり、よりいっそう面白くするために良いアシストをしたりするあたり、プロだなあ…と思いました。少し前に、どうも邪魔な合いの手を入れる人を見ちゃったばっかりだったので、余計に気になったのかも。みんな吉本だし、その辺うまくやりやすい間柄ということもあるでしょうけどね

ちなみに、来月は宮川大輔さんの『大輔宮川のすべらない話』があります。出演者がなかなか渋めでケンドーコバヤシさん、FUJIWARA・原西さん、バッファロー吾郎・竹若さん、矢野兵動兵動さんジャリズム・渡辺さん、とろサーモン・久保田さんというラインナップ。画的にはアレな感じもしますが(苦笑)、話は『ジュニア千原』同様期待できそう。見逃さないようにしなくちゃ。個人的には、兵動さんに期待したいと思います。放送日など詳細はコチラで!あ、同じ日には『ジュニア千原』の再放送もありますよん(コチラ)。