うれしくて楽しくて大好きさ

祝!兵動さんの『すべらない話11』出演!ということで、昨日テレビで見た『おしゃべり大好き。』について。

兵動大樹のおしゃべり大好き。10』(ファンダンゴTV)

今、私が大阪で一番見たいライブは、この『おしゃべり大好き。』。矢野・兵動兵動さんが1人で1時間、いろんなエピソードを語るだけですが、これがメチャクチャ面白い。毎回「これが生だったらもっと面白いんだろうなあ…」と指をくわえながら見ています。

昨日の放送分は8月25日に行われたもの。今回は、天然さんな先輩芸人、大阪キッズ・藤田さんがバーベキューのときに やっちゃったハプニングの数々や、兵動さんがポリープの手術を受けた後、声が出せない時期に起きた出来事、宮川大助・花子両師匠のエピソードなど。全部面白かったのだけど、やっぱり大ヒットは兵動さんのご近所に住むソノダくんの話でした。

ソノダくんというのは、小学3年生の男の子。ところが、どうも話し方がおっさんくさいのです(苦笑)。兵動さんの娘さんが生まれたときには、人形を差し出して「これ、お嬢さんに」と小3らしからぬ発言(笑)。しかも、37歳のの兵動さんのことを「兵動“くん”」と呼んでいます。そんな年齢と物言いのギャップが面白いので、ソノダくんは『おしゃべり大好き。』に毎回登場する重要なキャラクターになっているのです。

で、「今月のソノダくん」は兵動さんがお礼をしようと思ったときの話。毎回、このライブで話題にさせてもらっているので、何かお礼をしようと考えた兵動さん。まだ暑かった8月のある日、ソノダくんにほしいものがないか聞いてみたんだそうです。そのときのやり取りがこんな感じ。

兵動「ソノダくん!」
ソノダ「兵動くん!」
兵動「暑いな〜」
ソノダ(タオルで顔の汗をぬぐいながら)「ほんまやなあ…。年々(暑くなってるん)違う?」
兵動「(笑)ソノダくん、いっつも名前を出させてもらってるから、お礼に何かほしいものない?」
ソノダ「いや、そんなん全然ええて。もう、やめてやめて。そんなん言うたらあかん」
兵動「“そんなん言うたらあかん”ちゃうねん。何か買うてあげたいねん」
ソノダ「もう言いなって。オレ、見てるだけでええねんて」
兵動「それはアカンやろ」
ソノダ「ええて」
兵動「アカンて」
ソノダ「ホンマ、ええから。気持ちだけ もうとくから」
兵動「“気持ちだけ”違うから」
ソノダ「ええから」

…と、喫茶店のレジ前のおばちゃん同士のようなやり取りの後(苦笑)、やっと兵動さんはソノダくんがほしいものを聞き出しました。それはWiiのゲームソフト。ところが、ソノダくんが言ったソフトは実はWii用ではありませんでした。何でそんなウソをついたのか、その理由がまた大人っぽい。

ソノダくんは兵動さんにはまだ小さい子供がいるので、「お金が要りようの時期だ」と思い、「無駄なお金を使わせたらアカン」と考えて、実際には無いゲームを言ったのだそう。ソノダくんのお母さんから真実を聞いた兵動さんが、思わず「ソノダく〜んっ!」と叫びそうになった気持ちもわかります。

そうして本当の気持ちを知った日の午後、兵動さんは子供らしく遊んでいるソノダくんを見つけました。「ソノダくん!」その声に反応して振り向くソノダくん。「ごめんな!あのゲーム…」と言いかける兵動さん。すると、それを制するように、ソノダくんは両手でバツ印を作りながらこう言って走り去ったそうです。「もう終わったこと」(笑)。…ああ、本物のソノダくんに会いたい。

確かにあれだけ良いエピソードを良い感じに話してもらった上に、『おしゃべり大好き。』の人気者になれたら、「ええて、ええて」と言ってしまうかもね(笑)。

今度の『すべらない話』は長くしゃべれないし、兵動さんに何回チャンスがあるのかも分からないけど、きっと『おしゃべり大好き。』並みに楽しませてくれることでしょう。ソノダくんのエピソードも出てくると良いなあ。とりあえず、『人志松本のすべらない話11』の前哨戦、22日の『大輔宮川のすべらない話』に期待したいと思います。うふふ。