最後はダンスナンバーを踊ろうぜ

姉妹ブログ『たよりがないのは いいNEWS』でもピックアップしましたが、ビッキーズが解散することになりました。朝から寝耳に水で本当に驚きました。

少し前、baseよしもとでは、ブロンクスとか田中上阪とかいろんなコンビの解散が続いた時期があって、残念だな、寂しいなと思っていたけど、ビッキーズの解散はそれとはまた違う感じがします。「お笑いブーム」と言われる中、一方では引く手あまたの人たちがいて(みんながみんな面白いとは限らないのだけど、残念ながら)、他方には芸歴を積んだ中堅どころのコンビの解散があり…。なんだかせつないなあ。

『スポニチ大阪』の解散についての記事を読んで、『M-1』の「コンビ結成10年以内」の資格を作った理由を思い出したり、2人の解散とは関係ないけど、「短くてインパクトのあるネタ」が求められる最近のテレビのことをぼんやり考えたり、とあるミュージシャンがバンドを解散したときの話を勝手に重ね合わせたりしました。始めるのも大変だけど、続けていくのはもっと大変なんだね、きっと。

でも木部さんは たむらけんじさんの焼肉店で働くそうなので、芸能界を離れても、ちらほらうわさが流れてくるだろうと思ったりしています。そして、たむらさんは これで木部ちゃんに手を差し伸べた良い先輩キャラになり、逆に周りがそれを腐すノリができたりするのかなあ…なんてね(笑)。

ずっと見続けてきた人の思いには全然かないませんが、やっぱり解散は残念です。テレビでも見たし、数えるほどだけど生でも見たし。でも、オザケンも言っています。「僕らの住むこの世界では旅に出る理由があり/誰もみな手をふってはしばし別れる」と。ビッキーズとはしばしのお別れです。お疲れ様でした。これからはそれぞれに頑張ってください。