Catch me if you can

いつもなら、1週間も前の番組について平気で書く私ですが(苦笑)、今回はさっき見終えたばかりのフレッシュな番組の感想。というか、その前身の番組が大好きだったからね〜。そんな思いもこめつつ、『ジャンプ!○○中』どすえ。

ジャンプ!○○中』(フジテレビ)

今日から始まった新番組。9月まで日曜深夜に放送されていた『クロノス』(フジテレビ)が格上げというか、引継ぎというか、そんな感じになった番組みたいです。

『クロノス』は今日の『ジャンプ!』でもやっていた「逃走中」のような一定の時間内にミッションを達成して生き残る、というゲームに挑戦する番組。「逃走中」以外にも、爆発を解除する「解除中」や出場者が互いのゼッケンの番号を密告する「密告中」などいろいろありましたが、どれも10人程度の出場者が個人や団体でゲームに臨むスタイル。場所はテーマパークや学校、公園などでした。

『クロノス』の前身番組『逃走中』時代はあまり見てなかったのだけど、『クロノス』は大好きで、忙しいときには録画してまで見てたほど。ゲームの内容もさることながら、毎回ちょっとずつルールが変わっていたり、シチュエーションに合わせたミッションが課せられたりと、進化していく感じがすごく興味深かったです。特に日光江戸村でやった「逃走中」は、忍者が出てきたり、小判で行商人から大事なアイテムを入手したり、奉行所に出頭すると自主が成立したり、喧嘩と並んで「江戸の華」と言われた火事を消火せねばならなかったりと、細かい設定も面白かったように記憶しています。

で、『ジャンプ』。今回はその『クロノス』での定番ゲーム「逃走中」と、この番組に変わって始まった「生態調査中」の2本立て。「逃走中」は自首してもペナルティ(ハンターが増員される)が課されない以外は大筋で同じだったみたい。出場者のサイバーな感じの服装とか、ナレーションとか、BGMとかも含めて。いつもどおりの壮大な鬼ごっこで、必要なアイテムがなかなか見つからない様子にドキドキしたり、例によってハンターの追いかけるスピードと体力に驚嘆したり。あのハンターさんたちって、一体何者なんでしょうね?どういう条件で集まった人たちなんだろう?いや、時給とか拘束時間とかの労働条件じゃなく、足が速いとか持久力があるとか採用条件のほう(笑)。ともあれ、大好きな企画だったので、ちゃんと引き継がれて一安心。

もう1つの「生態調査中」は女芸人50人の意識調査。『ジャイケルマクソン』(MBSGAORA)の「吉本国勢調査」を思い浮かべてしまいました(苦笑)。だからって、出演者に青空とか いがわゆり蚊さんまで いらっしゃるとは。アジアンや森三中、ハリセンボン、しずちゃんあたりの妥当なラインがフィーチャリングされる中、終盤で青空の岡さんに「ざこば師匠にそっくり」のネタが振られて良かった良かった(苦笑)。MCに大阪を知るチュートリアルがいると、全国放送でもこんな芸当ができるわけですね(笑)。それ以外は、個人的には特に目新しいこともなく、新番組で あえてやらんでもねぇ…という感じ

この時間帯に、『クロノス』的なゲームだけを1時間やるのも難しいわよね、と思いつつ、来週も「生態調査中」で、対象がニューハーフ50人って、なんだかもう…ねぇ…。結局、そういうことがメインになるんじゃ…という嫌な予感もしたりして。『クロノス』ファンとしては、ドキドキのゲームも見せて欲しいんですけどね。ただ、「生態調査中」のナレーションが『24』ジャック・バウアー役でおなじみ、小山力也さんだったのは、いよいよシーズン6に手をかけた私にとってポイント高め(苦笑)。ええ声〜♪

てなわけで、先入観だけでスルーするのはつまらないので、期待を残しつつ、ちらちら見ようかなあという感じです。

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