そうさ アンタ間違いないさ

4月も半分が終わり(!)、新番組も出揃ってきました。派手に登場したものもあれば、こっそり始まったものも。というわけで、今回は「こっそり」のほうの『家電漫才』について。

『家電漫才 ジョン・テレビSHOW』テレビ東京

4月からの新番組。タイトルを見て気になり、調べたところ、「3DCGキャラクター化された家電芸人たちが、日頃の使われ方や熾烈な家電競争を題材に漫才を披露。家電による家電の為のお笑い番組、それが「家電漫才」である。」とのこと。…なんかよく分かりません。しかも放送時間は6分間だし、ジャンルは「アニメ」だし。というわけで、とりあえず見てみました。

第1回の6日は、スタンドライトと掃除機の漫才。やっぱりアニメでした。でも、よく声を聞いてみると、漫才をしているのはなんとメッセンジャーのお2人。あいはらさんがスタンドライト、黒田さんが掃除機で、ボケとツッコミは普段の漫才と同じ。意外性が先立って、詳しいところはあまり覚えてないんですが、それぞれの家電に合わせたボケやツッコミがある以外はいたって正当な漫才でした

前回13日の声の出演はブラックマヨネーズ。吉田さんが冷蔵庫、小杉さんが電子レンジでした。ブラマヨの漫才同様、冷蔵庫の吉田さんは考えすぎの心配性。長年使われているのでそろそろ捨てられるんじゃないかとか、おばちゃんに本来冷蔵庫に入れるべきものではない物を入れられたり、賞味期限切れの食べ物をいつまでも置いたりされるんじゃないかとか、果てはネットオークションで売られて海外に行くんじゃないかとか心配しまくり。「海外から取り寄せるかいな」という電子レンジ・小杉さんのツッコミにも「メイド・イン・ジャパンのブランド力(りょく)、あなどるなよ!」とこちらもいつものブラマヨ流。オチこそ皮膚科のお医者さんではなかったけど、それは仕方ないよね。だって、冷蔵庫って表面ツルツルなんだもん(苦笑)。

次回はどのコンビが出るのか分かりませんが、メッセンジャーブラマヨと来れば、今後も期待できそうですよね。

でも、これってどうやって作ってるんでしょう?アニメの吹き替えと言えば、日本では映像の口の動きに声優さんが合わせるスタイルですが、それだといつもの漫才のような間が生まれてこないような…。見てみると、若干映像に合わせてゆっくりしゃべっているようなところもあるんですが、ほとんどのところは自然です。となると、海外のようなスタイルで先に漫才ありきで映像を作ってるんでしょうか?次の出演者や最後に出てくる「家電漫才製作委員会」と合わせて、そんなところも気になったりしています。これって去年の秋放送予定となっていた、放送作家の高須さんがかかわった番組?それも気になる…(※追記※ 高須光聖さんは脚本を担当されていました。その他、今後の出演者と思しき方々の名前がテレビ東京サイトでご覧になれます⇒コチラ)。

ちなみに第3回の放送は20日の23:03〜23:09。忘れそうですね。放送時間は6分ありますが、実際の漫才は3分程度。『ウルルン』とか『サラリーマンNEO』とか見てたら、たぶんアウトです。録画するまでもないと思うと見逃しますよ(笑)。

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