ソレだけでなくアレもまた

さて、今週からブログも通常営業…と言いつつ、肝心の記事を書いてないやないか〜いっ!と思わず髭男爵になってしまう有様(苦笑)。

先月は珍しく出かけることが多かったせいで番組チェックもままならず、ここ2,3週間で放送されたものを小出しに見ています。今さらではあるけれど、以前ならば『R-1』や『M-1』の予選とかファンダンゴTVあたりでぐらいしか見る機会がなかったであろう人々がチャンスを与えられ、人気者になっていく様子に改めて驚いたり感心したりラジバンダリ(苦笑)。ダブルダッチと言えば、ラジバンダリさんのほうの西井さんをブラックマヨネーズ・吉田さんのモノマネでチラッと見るぐらいだったし、少年少女は去年、『やりすぎコージー』の「歌うま芸人」企画に“なぜか”出演していた芸人さんだったのに…。時の流れに身を任せていたらいろんな人がチャンスをつかみ、えらいことになっています

そうやってあちこちの番組にいろんな芸人さんが呼ばれることが増えた昨今、番組を作る方々も見せ方を工夫しているようで。ネタを見せる番組でも、芸人さん同士で採点をする『THE おもしろキング』テレビ朝日)とか(おめでとう、ザコシショウ)、決められた時間内でネタを見せる『笑いの祭典 ゴールドステージ』日本テレビ)というのもありました。賛否両論あるかと思いますが、頑張ってるんだね〜、頑張ってるんだよ〜と、こちらはもう中学生風味(苦笑)。

ネタ番組だけじゃなく、トーク番組も趣向を凝らしているようです。先週の土曜日に放送された『みやげ話みつけ旅SP』日本テレビ)は芸人さんが旅のみやげ話をするというもの。でも、これは『すべらない話』のようにトークがメインではありません。話術が優れている芸人さんほどエピソードトークが求められ、そのうちに話のネタも尽きてくる…というわけで、この番組ではトークのネタ作りのために旅をしてもらい、そのときの面白エピソードをスタジオで語ってもらいました。

千原ジュニアさんは いつものメンバーと温泉旅行に行き、宮川大輔さんFUJIWARA・原西さんなどと運気を高める精神修行の旅をし、ケンドーコバヤシさんバナナマン・日村さんと讃岐うどんを堪能。そして、巨大生物と戦うコントでおなじみのインポッシブルは本物の巨大生物・サメと海で格闘しました。旅の様子は、関西ローカルで放送される芸人さんメインの旅番組みたいで、ある意味新鮮。インポッシブルも頑張っていて、ちょっとした「なにわ突撃隊」状態でした(笑)。

肝心の「みやげ話」のほうは、写真も交えた大輔さんの話がオモロー。運気を高める旅をコーディネートした小笠原まさやさんがヒルに腹いっぱい血を吸われた不運は、そのぽっちゃりとした体型とパニックぶりがあいまってなかなかの面白さでした。

旅とトークのどちらかに重きを置いているわけではないので、一方だけを見たらアレかもしれませんが(苦笑)、ネタ元とエピソードトークの両方を楽しめると思えばおトク感もあるわけで。こういうスタイルもアリかもしれません。ただ、旅の間、平和すぎてさしたるエピソードがない、というコバヤシさんのようなパターンも生まれるようですが(苦笑)。それでもいいじゃない、土曜の昼間だもの。第2弾があったらちょっと見たいっす。ハンマーカンマー。