雪が降れば ラブ

珍しく昨日見たばかりのライブの感想など。

『ラブ』(紀伊国屋サザンシアター)

千原兄弟ケンドーコバヤシさん、陣内智則さん、サバンナ・高橋さんが出演したコントライブ。10本以上のコントが繰り広げられましたが、1つ1つのネタというより、全体を通して面白い舞台だったと思います。
まだ公演が続いているので詳しい内容については避けますが、ネタを作るジュニアさんの「気づき」の面白さ、または発想力の豊かさとでも言いましょうか、そんなことを改めて感じたライブでした。だってねぇ、ケータイのボタンからコントが生まれるなんてねぇ…(笑)。ほかにも「え?そっち?」みたいなことに着目していたり、見に行ったお客さんを巻き込んだネタがあったりと、まさにあっという間の2時間でした。『にけつッ!』でもネタ作りのことが少し話題になっていたけど、そんなことがだいぶ気になりますね。

あとは舞台の作り方がちょっと変わっていたのが印象的。高低をつけたところに立つことで距離感を出したり、VTRと組み合わせて効果的に使ったり、1つのコントの中にいろんな場面を作ったりと、その見せ方も興味深いところでした。
衣装も凝ってるものがあり、すごいな〜と思いながら出てきたら、ロビーで2万円で売っていた(笑)という一気に夢が覚めてしまうような出来事もありましたが(笑)、実際にご購入している方もいたので、ま、いいんでしょうね。

昨日の帰宅後は、いつまでも余韻に浸りたかったみたいで、録画しておいたバラエティ番組のチェックもしないままだったし、一夜明けた今もまだ、いくつかのコントを思い出しながら楽しんでいます。私にとっては、噛めば噛むほど味が出る、スルメのようなライブだったのかもしれません。

見に行けてよかった。だから生きていけるのさ。