ブサイク A GO-GO!

吉本芸人ブサイクランキングで3年連続1位に選ばれ、殿堂入りという不名誉な称号でおなじみのフットボールアワー・岩尾さん。でも実は岩尾さん、大阪に住んでいたころから裏原宿に通うようなおしゃれに敏感な方だったのです。…というわけで、今回のファンダンゴTV『御影のツボでは放送作家高須光聖さんの「裏原宿はどこからどこまでか?」という疑問に答えるべく、岩尾さんがこのおしゃれエリアを案内しました。

御影のツボ』は以前『第三のツボ』として放送されていて、吉本の芸人さん達が出したDVDを紹介する番組。高須さんと板尾創路さんがMCです。新装開店した『御影のツボ』では、外に出ていろいろなことを知ろうというコーナーが登場し、その第1回がウラハラを達人・岩尾さんに案内してもらおうというものでした。

待ち合わせは表参道と明治通りの交差点にあるGAP前。そこに現れた岩尾さんは、ツバの使い方次第でハットにもキャップにもなる帽子をかぶり、友達のデザイナーがやっている店のTシャツとローライズのデニムといういでたち。いきなり帽子の形を突っ込まれ、デニムは「下げすぎじゃないのか?」と言われる始末。残念ながら高須さんと板尾さんには分かってもらえなかったみたいです。でも板尾さん曰く、「友達にデザイナーがいる」というのはポイントが高いそうで、おしゃれ芸能人には必ずデザイナーの友達がいるんだとか。なるほど。雑誌でもおしゃれといわれる人のインタビューを読むとそんなことが書いてありますね。

そして岩尾さんのご案内で3人はウラハラを探索。まだ開店していない店の前では「閉まっている店の中を見る方法」を披露。普通に眺めるとウィンドーに反射して中がよく見えないので、“原宿っ子”達はウィンドーに顔をつけ、両手で覆いを作って光が入らないようにして見るのだそうです。「原宿っ子でなくとも、こういう場合はそうするんじゃないか?」という高須さんと板尾さんの突っ込みはたぶん正論。でもポイントは、見る方法じゃなくて、無理をしてでも品揃えをチェックするってことじゃないのかな?スニーカーショップでは金色のスニーカーを見て「非売品かと思った」とか「こんなの履くと思ったら、前日眠れない」と言う高須さんと板尾さん。ここではもはや品揃えより、暑い日のロケだったせいで店の中の冷房がよく効いていることを喜び、終始ウラハラの感覚にはついていけない様子でした(笑)。

そんな2人の案内人の岩尾さんは、自らを「おしゃれではないけど、ウラハラのような雰囲気にあこがれている」とコメント。出かける時には、服装が決まらないと出かけるのがイヤになってしまうそう。この日も何を着るか迷って集合時間に遅刻し、ロケ場所を下見した後で着替えたのだとか。理由は「下見中にウィンドーに映る自分の服装を見て、納得いかなかったから」。確かに、誰でも「OK!」と思って出かけたのに、途中でがっくりすることってありますね。でも、何せ「ブサイクランキング1位」の岩尾さん。これが邪魔して、高須さんと板尾さんには何を言っても面白い話にしか聞こえなかったみたいです。あまりにも偉大すぎる称号…。

岩尾さん行きつけのカフェで喉を潤した後、ウラハラ巡りも後半へ…というところで、今回はおしまい。次回、果たして岩尾さんと高須さん・板尾さんの感覚のギャップは縮まるでしょうか?19日の放送が楽しみです。