Wide and Deep

日々、何とか録画した番組を消費しております。ぜーぜー。本日はスペシャル番組の『イロモネア』と新番組『検索ちゃん』について。

ウンナン極限ネタバトル〜ザ・イロモネア2笑わせたら100万円!スペシャ 』(TBS)

タイトルは『ザ・イロモネア2』ですが、放送は今回で3度目となるウッチャンナンチャンが司会のスペシャル番組。芸人さんが「一発ギャグ」「ショートコント」「モノマネ」、声を出してはいけない「サイレント」、道具を使ってボケるモノボケの5つのお題に挑み、すべてのお題で任意に選ばれた観客の笑いが取れれば100万円獲得という内容です。

「ネタバトル」とは言え、芸人さんによっては今までやったことのないお題にもチャレンジしなければならず、器用に何でもこなせるオールラウンドなタイプが有利。今やその筆頭株の次長課長は、テレビで繰り返し見せてきたネタを駆使して見事100万円を手にしました。特に「サイレント」では、「水木しげるの漫画に出てくる一般人」ジャッキー・チェンの映画に出てくる定食屋のオヤジ」のモノマネを声を出さずにやるという離れ業を披露。テレビでは、同じネタばかりだと飽きられる不安もあるけど、ここでは(たぶん)同じことをやらされてきたのを逆手に取ってしまったようです。最後の最後に見せた築地市場のマグロのセリ」では、審査員のお客さんがネタが始まった瞬間にニヤリとしましたからね。戦略が見事にハマり、ちょっとした感動すら覚えた100万円獲得でした。しかし、「姉がレズです」は封印がまた解かれちゃったみたいですね(苦笑)。

今回、次長課長と共に初出場だったのがほっしゃん。さん。いきなり、ポケットから伝家の宝刀のうどんを取り出し、得意のうどんを鼻からすすって口から出すネタで「サイレント」をクリアしました。ところが、伝家の宝刀はその後も出ずっぱり。「モノボケ」以外のすべてのお題ですすっては出し続け、最後の「一発ギャグ」では、もはやお客さんも笑うよりむしろ引き気味。残り時間がわずかというところで、次長課長河本さんから「兄さん、ヤバい」の声が飛び、そこで出てきたギャグが「プーッ!」…口でおならの音をするという、ご本人曰く「一番面白くないギャグ」。結局「心が折れました」という名言を残し、あえなく舞台を後にしたのでした。

残念だったのは、友近さんがネタ以前に、モノボケで道具をとるのに時間がかかって敗退したこと。次の『イロモネア』がきっとあることを祈りつつ、その時には是非リベンジしてください!期待してます。

爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日

こちらは毎週金曜日午後11時45分から放送の新番組。世の中で気になるキーワードを検索し、そこで出てきた情報をクイズとして出題します。回答するのは爆笑問題・田中さんを含む5人の芸人さんによるパネラー。一番正解の多かったパネラーが検索ちゃんぴおんになります。

第1回のパネラーは田中さんの他、伊集院光さん、品川庄司・品川さん、次長課長・河本さん、ほっしゃん。さんで、品川庄司庄司さんと次長課長井上さんは応援団として出演しました。

クイズは「読めそうで読めない漢字」というキーワードで出てきた「“十柱戯”とは何のスポーツ?」とか、「アダルト」の言葉でヒットした秋葉原で売り切れ続出。成人男性に人気の“エロポン”とは?」(答えは公式サイトで)など、硬軟織り交ぜた内容で、まさに「深夜の雑学」という感じ。他に、トークの時には話の中で出てきた言葉の検索結果がテロップで表示され、今までのトリビア番組とはちょっと違うところも見せています。

個人的には、あまり頭を使わず、ちょっとした情報も得られて、深い時間に見るにはちょうど良さそう。爆笑問題太田さんもいろんなことをご存知ですが、パネラーにも今回の伊集院さんのような、雑学の知識が豊富な芸人さんがいると面白さが増すかも。ちなみに、次回のパネラーは東貴博さん、土田晃之さん、次長課長・井上さん、品川庄司・庄司さん。庄司さんはこの間の『アメトーク!』で、苦手のクイズ番組を克服するために新聞を読み始めたことを暴露されてましたが、果たしてその積み上げを生かすことができるでしょうか?ともあれ、この番組はしばらく見てみたいと思います。

あ、そうだ。1回目の「検索ちゃんぴおん」はほっしゃん。さんでした。