城南地区であっぱれを叫ぶ

面白いものは思わず反芻したくなっちゃいますの。というわけで、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権 8」について。

とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)

先週と今週は人気企画細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の第8弾が登場。ブレイクを狙う芸人さんたちがこぞって挑戦する企画ですが、その流れに逆らうように、RIKACOのモノマネで出ていた増谷キートンさんが「卒業」を宣言。予選の段階から異例の展開となりましたが、それでも今回もキラリと光る、数々の細かすぎるモノマネを楽しませていただきました。

中でも博多華丸さんのトーカ堂の北社長のモノマネには大感動。「ついにこの人に注目する人が来たか〜っ!」と、テレビの前で思わず拍手喝采しました。先週、王監督のモノマネをしていたので、「今回は児玉清さんじゃないのね…」と思っていたけど、まさか北社長をやるとは…。感激しました。

私が初めて北社長を見たのは、かなり前にTVKで日曜日の夕方ぐらいにやっていた通販番組。まさに華丸さんのモノマネどおり、申し訳なさそうに値段を言うところがポイントなんだけど、その割には海外まで宝石類を買い付けに行ったりする行動力もあって、そういうところは大胆な(笑)トーカ堂の社長さんでございます。結構キャラの立った人なので、いつか誰かが目をつけるだろうと思っていたのですが、ついについに!華丸さんがやっちゃいました。いや〜、もう本当にすばらしい。まず目の付けどころが、さすがR-1チャンピオン。そしてモノマネ自体も北社長を見たことのある人なら、「そっくり〜っ!」と思うこと間違いなし。1つのネタが若干長くなってしまいそうなのが難ですが、あの感じを出すにはある程度お時間をいただかないとね。今後も北社長で推していってくださいませ。

他には、初出場の古賀シュウさんの映画『麻雀放浪記高品格さんマキタスポーツさんの矢沢永吉さんのモノマネは良かったですねぇ〜。マキタスポーツさんは どこかで見たことがあると思ったら、『R-1ぐらんぷり』の2回戦で拝見していました。確かあの時も矢沢さんになりきってネタをしていたはず。好きなんですね、永ちゃんが。あとは前回から一般参加で出場している、牧田知丈さんの落合博満選手はお見事。特に「契約更改編」は面白かった〜。私が野球にあまり詳しくないせいかもしれませんが、プレー中よりテレビのスポーツニュースでよく見た、記者会見での落合選手は まさにあのとおり。素人とは思えない着眼点で、決勝にも進出しました。 

今回の優勝は、初めて2人で臨んだ360°モンキーズ。いつもは野球のバッターネタで杉浦さんだけが出ていましたが、2人ということでキャッチャーとバッターになって出場しました。個人的には児玉さんネタを封印して挑戦した華丸さんか、落合選手の牧田さんが良かったけどなあ…。「2人同時落下」が導入されたせいもあるのかなあ、なんて思ったりもして。

それにしても、お笑いの世界は特異なキャラクターと細かすぎるモノマネが大流行。『M-1グランプリ』でも『R-1ぐらんぷり』でも、この番組に出演した人たちがそれを入れ込んだ本ネタをやってるのをかなり見ましたが、舞台で見せるときにはいろいろ工夫しないと難しいみたい。この番組だと、ステージから落ちるのも含めての面白さがあるからね〜。でもこれをきっかけに、華丸さんや次長課長・河本さんの後に続く人がたくさん出てくるといいですね。シューレスジョーさんあたりはどうなんだろう?しかし、プロレスネタはそろそろ頭打ちじゃないのかな〜?

※過去の「モノマネ選手権」の感想はコチラ↓

第5弾⇒ http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/07/post_7b43.html

第6弾⇒ http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/10/post_9a7d.html http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/11/post_e027_2.html

第7弾⇒ http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2006/01/post_9a7d.html

※追記※

トーカ堂の北社長をご覧になりたい方、17日の19時からサンテレビで『テレショップスペシャル』という1時間番組があるみたいです(番組表はコチラ)。今回は関西方面での放送ですが、その他の地域でも少し前にやってたようでした。