愛の自爆装置

地図帳広げたり、ピアノに登ったり、リンゴかじったりすれば、そこにはオンガクが。というわけで、フットボールアワーご出演の『ROCK FUJIYAMA』について。

ROCK FUJIYAMA』(テレビ東京

「大人のロック」推進番組の『ROCK FUJIYAMA』。実はわたくし、今回初めて見せていただきました。月曜日の深夜って、あっちでもこっちでも面白そうな番組をやってるんだけど、その時間帯は毎週おなじみ私の修羅場タイム。いろいろやりくりしてみても必ずビデオデッキ1台がふさがってるので、どうにもこうにも…。でも今回は見ましたのよ、『ROCK FUJIYAMA』を。

ゲストはフットボールアワー。フットと言えば、後藤さんは盆地で一位というバンドをやってるし、イベント『フットボールアワーとか』ではストレイ・キャッツの曲を使ってるし、そして2人はレモンティーズだし(笑)…と音楽とは何かと縁が深そう。番組でもギターを弾きながら登場した後藤さんは、「漫才やるときも気分はロックですから」と豪語し、いきなりギターマニアぶりをアピール。一方の岩尾さんは「僕は生き様がロックです」(笑)。オープニングの飛び跳ねながらシャウトした場面では、お尻のあたりがつってたみたいですけどね。それもロック。This is ROCK!

で、今回は90年代祭り。人気のベスト20をPVを見ながら振り返りましょう、といった内容でした。途中には、後藤さんが自身のギター2本を披露。「うまい人に弾いてもらってないんですよ」というわけで、レギュラー出演者のマーティ・フリードマンさんとローリーさんが弾いてみたのですが、持ち主曰く「オレのギター、めっちゃカッコええやん」。曲もストレイ・キャッツだったしね。大興奮でございました。ちなみにランキングはこんな感じマニック・ストリート・プリーチャーズが入ってないね、そういえば。

あとは岩尾さんがヘッドフォンから流れる曲をシャウトし、何を歌っているのかをマーティさんとローリーさんが当てる「ロックテール岩尾 俺にも歌わせろ!!」なんてコーナーもありました。原曲の影も形もなさそうな歌ばかりでしたが(苦笑)、そこはプロ。ちゃんと正解を出していました。でも『Rock this town』なんてよく分かったよな〜。さすが、がーさす。

かつて私の趣味の中心は音楽で、それなりに熱心に追いかけていたけど、時が過ぎていくうちにそれがサッカーに代わり、お笑いに移り…と、音楽への貪欲度数は やや下がり気味。それでも『ダイナマイト関西』のときは、出場者がお題の答えを考える間に「私だったら入場曲は何にするかな〜」と、あるはずもない未来に向けてあれこれ考えたり、誰かの単独ライブに行ったときにはネタとネタの間に流れる曲が私好みだと余計に楽しく感じたり、と今でも多少は意識します。それと、私は定期的に見ているお笑い方面のブログってほとんどないんですが(お勧めがあったら教えてください)、ちょいちょい読ませてもらっているブログは わりと音楽も気にしてる感じの人のものだったりしますね、何となく。

フットボールアワーもそうだけど、音楽が好きだったり、チョイスがいい感じだったりする芸人さんはなんだか心地いいですわん。個人的にはパンクなものより、テクノ寄りな曲が聞けるほうが好きだったりもするわけですが。だから、麒麟の出囃子の『シャングリラ』には毎回ヤラれるし、『甘いチュートリアル』のロニ・サイズとおぼしき曲にも前のめり気味になったし。チュートリアル『チュートリアリズム』のときも、それっぽい曲を使ってた気がするんだけど。DVDには もちろん反映されてないけど。

そんな私が『ダイナマイト関西』入場曲を選ぶなら…オザケンの『ドアをノックするのは誰だ?』とかプライマルスクリームの『ロックス』とか…って全然テクノじゃないぢゃんっ。アンダーワールドとかもいいよね〜、ベタに『Born slippy』とかさ〜。スクービードゥも捨てがたいし、いっそトム・ジョーンズ、ええい、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス!もう訳が分かりませんが、その前に私が『ダイナマイト関西』に出るわけないのよね〜(涙)