Now get the chance!

行ってきました、『M-1』2回戦@東京。というわけで、ざっくりと感想など。

M-1グランプリ2006 2回戦第1回』(ラフォーレ原宿

長く続いた1回戦が終わり、『M-1』もいよいよ2回戦に突入。東京では今日からの3連休でこの戦いが繰り広げられます。MCは『M-1』予選の顔、はりけ〜んず今回も前田さんのM-1萌え〜っ!」の雄たけびが、おしゃれビルヂングラフォーレ原宿6Fの会場に響き渡りました。

さて、今日のエントリー数は120組あまりで合格したのは38組。私は出場者の4分の3程度に当たる、グループDまでを見てきました。場内は立ち見も出るほどの盛況ぶりで、私が到着した開演20分前には「立ち見になりますのでご了承ください」という案内がされていました。でも、身軽な1人観戦だから座れたけどね。明日以降、行ってみようと思っている方は、早めに向かったほうがいいかもしれません。それから会場内は空調が効きすぎて寒いので、何か準備していくとより良いでしょう。ま、場所にもよるかもしれませんが。

で、肝心の漫才ですが、今日の目玉は やはりフットボールアワー。早い時間に登場した2人は岩尾さんがラブソングを作る、というネタで2回戦に臨みました。ラブソングなのに、だんだん節々が痛いだの、残尿感が尋常じゃないだのと歌詞は妙な方向へ。そこに後藤さんが苦笑しながら突っ込む「フットボールアワー戦隊」タイプの漫才でした。結果はもちろん3回戦進出。まずは手堅く勝ち抜いた感じでしょうか。ちなみに、今大会への参戦については11月16日発売の『ぴあ』で真意を語っているそうです。それがどんな内容であれ、見る側としては妙に理屈っぽく構えたりせず、他の出場者の漫才と同じく楽しんだり、手に汗を握ったりしながら見続けたいと思っています。『M-1』の下ではみんな平等だもの。

他にもテレビでおなじみの芸人さんたちが出場しましたが、個人的には地上波で なかなかお目にかかれない若手も気になるところ。亀田三兄弟のお父さんのモノマネで『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」にも出場したレアレアは変わったツッコミをしようというネタ。ノリツッコミをしてもう1回のっちゃう「ノリツッコミノリ」は他のコンビもやっていましたが、レアレアのほうが面白かったです。その筋の方?という風貌のアイパー滝沢さんとそれとはまったく対照的な望月さんのコンビ、えんにち は滝沢さんの歌が何だかヤバい内容に。9月まで深夜に放送されていた『インパクト!』(フジテレビ)でも披露していた極道替え歌は このまま勝ち進んでも問題ないんでしょうか?(笑)とりあえず、2回戦は突破です。

それから、囲碁将棋のコンビニネタもグー。芸人と言えず、ラッパーと偽ってコンビニでバイトをするという話なんだけど、ラッパーとしてのキャラ付けが無理矢理…。囲碁将棋ってあんまり見たことなかったんですが、3回戦も楽しみです。ラフ・コントロールサカイストも予想以上に良かったな〜。ラフ・コントロールは同棲したいという話で、サカイストは兄の死に目にあった時のための練習をしよう、というネタ。期待してなかったわけじゃないけど、ここまでとは思ってませんでした。すいません。次も頑張ってくださいっ。

他には、お子ちゃまコンビの わかんない(←コンビ名です、コレ)は、出てくるや否や会場のお兄さん、お姉さんのハートをわしづかみ。4歳と9歳のコンビのようですが、さすがNSCジュニアの生徒という感じ。残念ながら勝ち残ることはできませんでしたが、あんなに小さい子供でも学べば結構できるようになるのね〜。それとゾマホンという、名前からして誰が出てくるか分かっちゃうコンビも登場。サンコンさんだのクロマティだの、その辺の人たちに間違えるボケにゾマホンさんが全力でノリツッコミをしてました。でも、こちらも2回戦で敗退です。

全体として、今日はドラゴンボール』と『サザエさん』を引き合いに出すネタが多かった気がします。他とかぶるのは仕方ないと思うし、この2つを使ったネタで合格したコンビもいるんですが、見る側としては、同じ感じが続くと「これも?」と思っちゃうこともあります。残酷ですね、すいません。出演順とかも関係あるでしょうし、その辺は難しいところだと思いますが。あ、でも『ドラゴンボール』モノではセブンbyセブンのネタが好きでした。惜しくも不合格でしたが。

といった具合に、明日・あさっても部分的に見に行くつもりです。いや〜、今年はレベルが高いですよ。