いろいろ受け流してるの話

前の記事が1か月も前の『アメトーーク!』だったので、年始のテレビとかいろいろチラッとずつ感想を。

新春大売り出し!さんまのまんま』(フジテレビ)

全部は見ていないのですが、今田耕司さんお勧め若手芸人が出演したところだけチェック。ジパング上陸作戦のチャドさん、亀田親子のモノマネのレアレア、そして勝山梶の勝山さんが登場しました。チャドさんとレアレアは深夜番組とか『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』とかで地上波にも出ていたけど、まさかムーディ勝山までとは…。そうか、結婚式の二次会から発掘されたのか〜。あちこちの二次会に引っ張りだことは聞いていたけど、こんな展開が待っているとは思いもよらず。今年のお正月一番の驚愕のシーンでした(笑)。

今回のムーディ自作のムード歌謡『右から来た物を左へ受け流すの歌』(『右から左へ受け流すの歌』は正式なタイトルじゃないみたい)はショートバージョン。このぐらいの方がコンパクトで面白い気もするけど、終わることを知らないんじゃないかという、ロングバージョンも濃厚風味で捨てがたいわ。『ヨシモト無限大』(ファンダンゴTV)では いつしかDJ勝山の出番がなくなってしまいましたが、R-1ぐらんぷり』にもエントリーされているようで今後が相当楽しみです。このまま行けば、『やりすぎコージー』(テレビ東京)に出る日が来るかもね。

『MR.レッドゾーン』(フジテレビ)

次長課長アンタッチャブルスピードワゴンブラックマヨネーズ東京ダイナマイトチュートリアルが出演した番組。『圧力団体』みたいな感じを想像していたら、意外とあっさり風味でびっくり。各コンビどちらかのお母さんに「おもしろい小包」を送ってもらい、その「おもしろさ」を語らねばならない大喜利みたいなコーナーや、山の頂上の旗を取って10万円をゲットする「THEおとしだマウンテン」、出演者の中から邪魔だと思う人、絡みづらい人のNo.1を選ぶ「あんたが大賞授与式」、そして今年の抱負を言う「新年のお願い」といったコーナーがあったんだけど…あれ?期待とちょっと違うなあ…。でも、『圧力団体』をテレビでやってもかつての『はねるのトびら』みたいになるのかあ。それはそれで興味深いけどもね。ま、お正月だし、ワチャワチャする姿を見るのもいっか。何かそんな感じで見ました。

ただ、今までテレビに出てこなかった小杉さんのお母さんが手紙で名前を間違えたり、同封したはずの写真が入っていなかったり、放送日を無視したクリスマスやらお正月がらみの品物を送ってくる感じや、熊関係がNGワードになるノリは結構好き。今年もやるかな、『圧力団体』。そのときは野性爆弾とか超新塾にも出て欲しいっす。もちろん「ふわ〜っとしてる」諸岡さんにも(笑)。

『7じ9じ』(ルミネtheよしもと

今年の初お笑いライブは1月10日の『7じ9じ』。出演はブラックマヨネーズフットボールアワー笑い飯チュートリアルたむらけんじ、Bコース、そして小籔班の大阪新喜劇というラインナップでした。なかなか豪華なメンバーで、当日は立ち見もたくさん出るほど。ライブは『M-1』がらみが続いていましたが、こうして純粋に笑うためだけの舞台もうれし楽しや。小籔さんの新喜劇は1度見逃していたので、これも見られて幸せ。

今年もすでにあれこれ見に行く予定が決まっていて、お笑いエンゲル係数は早くも上がりっぱなし。今月もちらちらルミネに行き、来月は大喜利ライブやら、笑魂伝承やら。いろいろ楽しみっす。何か面白そうなライブがあったら教えてください。

全国高校サッカー選手権大会 決勝』(国立競技場)

「初お笑いライブ」は10日でしたが、その前の8日に高校サッカーの決勝を見に行ってきました。ほんこんさんも見ていたそうですが、いや〜見どころ多すぎ。先制されるわ、PKを外すわ、その外した選手が同点ゴールを決めるわ、さらに逆転するわ、そして初優勝しちゃうわと興奮しないはずがない展開。すごかったっす。応援する人たちの数もとんでもなく多くて、東京にこんなにたくさん同じ県の人(あるいはそこに縁がある人)が集まることなんて今までなかったんじゃないかしらん。スタンドではそれぞれが監督になったり、解説者になったり、心の中で応援の旗を振ったりしながら熱く見ていたようです。

今まで応援したチームが優勝する経験ってそれほどしていないせいか、去年のワールドカップでイタリア代表がタイトルを獲得しても、『M-1』でチュートリアルがチャンピオンになっても「キャー!」みたいな気持ちとは程遠かったアタクシ。「こういうものなのか…」と、じんわりとした喜びはあるのだけど。で、まあ今回もしみじみうれしさを噛み締めつつ帰ってきました。とにもかくにも、わんこそば県じゃじゃ麺市の皆さん、おめでとうございました。縁あるものとしてうれしいお年玉でした。