まずは丈夫になるって 早く大きくなるって

いや〜、昨日の『アメトーーク!』はすごかったな〜。呼吸困難になりそうなぐらい笑ったって!というわけで、その感想です。

アメトーーク!』(テレビ朝日

今回は昨年12月の「持ち込み企画プレゼンSP」を受けての企画、ガンダム芸人vs越中詩郎芸人」。前回のプレゼン大会で最も多く投票のあった「ガンダム芸人」と今回1位の「越中芸人」がプレーオフを行い、どちらが最強かを競う、ということで始まったはずでした。ガンダム芸人土田晃之さん、千原靖史さん、よゐこ・濱口さん、品川庄司・品川さん、若井おさむさんとMCの雨上がり決死隊・宮迫さん。そして越中芸人」として登場したのは、プレゼン大会でも熱い思いを語ったケンドーコバヤシさんとバッファロー吾郎、博多大吉さんです。

序盤から激しい火花を散らす両陣営。「数字で見るガンダム芸人vs越中詩郎芸人」では、まずガンダム芸人からこれまでの関連商品の売り上げや番組視聴率などのデータが出されますが、対する越中芸人越中さんの身長・体重や年齢、現役年数といったプロフィールが出てくる程度。フリップに貼られた越中さんの切り抜き面白…もとい、すばらしいファイトをしている試合中の写真と口癖の「〜だって!」がなかったら、かなりヤバかったはず(笑)。「出身地が東京都江東区」なんて、もはや数字とは無関係だもの。バッファロー吾郎・木村さんの「23区だって…」もむなしく響くばかりでした。

その後も「スゴイのはどっち」、「面白いのはどっち」と双方がいろいろなデータや情報を出して戦いましたが、「スゴイのはどっち」の途中でコバヤシさんからガンダム情報が漏れてきます。これで口火が切れたのか、徐々に越中芸人からガンダムの話がちらちら聞こえてくることに。「言ってないって」「たまたまだって」とかわしてはいるけど、足元がかなり危ない状況になってきます。

しかしっ!「面白いのはどっち」でコバヤシさんが越中芸人の真髄を見せてくれました!そう、あの越中漫談をっ!いや〜、若井さんがアムロ漫談をやったところで「もしや…」と思ったけど、まさかここで見られるとは。 『ゴールドラッシュ』(TBS)で越中モノマネが見られて、それから1か月も経たないうちにコレだもの。もう大好きだわ。今後、本物の越中さんを見る機会があっても、コバヤシさんのモノマネや漫談が浮かんできてしまうでしょう。そのぐらいのインパクト。おそるべし、熱狂的ファンのパワー。

こんな感じで、お客さんの反応もほとんど無視して突っ走ったわけですが(苦笑)、戦いの決着は付かず、最後は品川さんとコバヤシさんが相撲で雌雄を決することに。コバヤシさんが越中さんのアクションを交えながら品川さんをなぎ倒し、これで勝負あり!と思いきや、追い討ちをかけるようにコバヤシさんが品川さんを平手打ち!「殴ったね…」。品川さんがアムロの名ゼリフを吐くと、コバヤシさんも「殴って何が悪い…」。あれ?ブライトさん?その後は大吉さんやバッファロー吾郎のお2人もなし崩し気味に参加して「この軟弱者っ!」に至るまでの機動戦士ガンダム』の名シーンを繰り広げていました。

要するに、越中芸人として登場した4人は、ガンダム大好き芸人どころかガンダム“超”大好き芸人」だったのです(苦笑)。もちろん越中さんのことも愛する彼らですが、前の「ガンダム芸人」企画で呼ばれなかったので、「反ガンダム同盟」として本当の気持ちを押し殺していたようです(笑)。

でも、きっとコレが越中イズムなのね。だって越中さんは「常に反体制側」にいて、「本隊をビックリさせることが目的」なんだもの。1時間にも渡るロングコント(苦笑)で本隊・ガンダム芸人ばかりか、スタジオのお客さんから視聴者まで見事にビックリさせたことでしょう。でも一番ビックリしたのは、越中さんのオフィシャルサイトの管理人さんかも。番組でブログが紹介されたせいだと思うけど、放送中からサイトにアクセスできなくなってしまったのです(私もアクセスしたもんで・苦笑)。今見たところ、ホームページには「現在アクセス集中により…」とお詫びが出ていました。

以前、私も越中さんのブログやコラム『書いてやるって!』を読んだことがありますが、「××だって!」節ゼロの穏やかな文章&写真満載でした(苦笑)。ちなみに、ビートルズ以外に宇多田ヒカルさんとユーミンもお好き。そして、ご本人曰く口癖は「うるせい!この野郎!」…え?…ますます謎は深まるばかり。私の心にはコバヤシ経由越中行きのレールがガッチリ引かれたみたいです(苦笑)。

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