With still a million things to say

『今日のてれび』でピックアップしたせいか、昨日の『リンカーン』のことで検索してくる方がかなりいらっしゃいます。しかも、知りたいのは「世界ウルリン滞在記」の方みたいで。その役に立つかどうかはともかく、せっかくなので感想を書いてみます。

リンカーン』(TBS)

今回の『ウルルン』ならぬ世界ウルリン滞在記FUJIWARAの藤本さんがゲイのマーチングバンドに入団するという話。ゲイであるがゆえの話もあり、そうでなくても起こりうるエピソードもありで、最後はちょっと感動する企画でした。

藤本さんが入ったマーチングバンドは「ブラスミックス」。メンバーは1人がゲイの町・新宿二丁目で働いてる以外は、全員が会社員です。このバンドで藤本さんは楽器ができないにもかかわらず、ドラムを担当し、さらに大会でドラムソロまで披露することに。しかもその大会は1週間後。おかげで、家でも移動中でもスティックを持って練習せねばなりません。

最初はゲイの人たちの独特の明るさや雰囲気、「フーミン」というかつてのグラビアアイドルのようなニックネーム(苦笑)、そして新宿二丁目の流行語「どんだけ〜!」連発のノリにかなり戸惑ってたみたいでしたが(笑)、だんだんとバンドのメンバーとして頑張らねばという気持ちになっていった様子。途中にはバンド内で問題が起きてそれを乗り越える場面があったり、10年間会っていなかった両親にカミングアウトをする人が現れたりもして、かなり濃い付き合いをした1週間だったんだろうな〜と思います。

なので、大会が終わって去っていくときもバンドのみんなの目には涙。そして藤本さんはその誰よりも号泣。さらに、スタジオでこのVTRを見ているときも同じぐらい号泣(笑)。ゲイ云々ということより、みんなでひとつのことに打ち込めた達成感の方が大きかったのかもしれませんね。私も学生時代、ブラスバンド部だったので、チラチラ昔を思い出したりしながら、若干涙腺を緩ませながら見ちゃいました。特殊と思われてる人の集団かもしれないけど、そこで起きることは誰がやっても同じなのよね、たぶん。

ちなみに、「どんだけ〜!」は特に意味はなく、使うとテンションの上がる言葉らしいです。それは「意味はないけど楽しい言葉」の「チッチキチー」と同じノリですか(苦笑)。

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