べきかな? べきだよ!

今日は『R-1』決勝ですね〜。先週準決勝が終わったばっかりでねぇ。先週と言えば、大阪での準決勝が行われた11日は、会場の隣のスタジオに2回戦までで敗退した出場者とセミファイナリストがつどっていました。というわけで、その番組『ヨシモト∞(無限大)』について。

ヨシモト∞』(ファンダンゴTV)

M-1』のときもセミファイナリスト大集合の企画をやっていましたが、今回はR-1ぐらんぷり』出場者が登場。でも、『M-1』と違って開始時間が遅いため、前半は「R-1次世代キャラクターショー」として、1回戦・2回戦であえなく散った人たちが10人が出演しました。

中でも私がハートをわしづかみにされたのは、ヤマダ電機・市川さん。普段は男と女という漫才コンビで活動しています。実は市川さんはヤマダ電機が大好きで、週に3回はお店に出向くのだとか。『R-1』ではスーツにはっぴ姿でヤマダ電機の店員になりきり、いかに安く売っているかを語るネタをしたのですが、これが強力。番組では あるパソコンがメーカー小売価格に対してヤマダはいくらで売ってるかを説明。お客さんに値段を当てさせようとするんだけど、ちょっと高いと「あ、それコジマさんですわ」(苦笑)。で、これを当てるヒントはヤマダ電機は安くてシャレならん」(笑)。こうして最後は「結局ヤマダやん」と思わせたいんだそうです。

もうね、芸人さんのネタだと分からなければ、完璧なセールストーク。特にオチがあるわけじゃなく、いわゆるミニコントを見ているような感じで、ヤマダ電機を愛してることがよく分かりました(笑)。漫才のときは相方のほうが目立つ感じですが、芸能レポーターの井上コーゾーさん似ヤマダ電機の2つのキャラがあれば、主導権も握れるんじゃないでしょーか。ああ、クセになるわ〜、ヤマダ電機。まだ笑えるもの。

もう1人は、去年の『オールザッツ漫才』でも登場した、ギャロップ・毛利さんのDJケリー。ネタは谷村シンジさんのモノマネです。しかも、最近の谷村さんというよりアリス時代の雰囲気で(苦笑)。キャップもかぶってるしね。谷村さんがラジオのDJをやってる設定で、リスナーの質問に答えるんだけど、回答の語尾はすべて「とぉー」。谷村モノマネの定番「ありがとぉー」に絡めてるわけですね。だから誕生日の人には「おめでとぉー」、朝に食べる物は「水戸納豆ぉー」、昼に食べるのは「お弁当ぉー」、行きたい場所は「エジプトぉー」「ピラミッドぉー」があるからだそうです(笑)。でも気になるアーチストを聞かれると「いません」(苦笑)。これで「とぉー」シリーズは終わりかと思いきや、好きな人の存在は「ノーコメントぉー」。いいねぇ、こんなの。

しかし、DJケリーはこれだけでは終わりません。彼のすごさは谷村さんの趣味まで調べ上げていること。ビニ本収集家として知られる谷村さんのエピソードも盛り込み、それについて熱く語る場面も出てきます(笑)。他の谷村モノマネとは一線を画す感じですね。ちなみに、DJケリーではセロテープで鼻を上向きにしていますが、どうやらもともとのお顔もあまり変わらないようで(苦笑)。この状態でフィギュアスケートスグリ選手の顔マネもできるようです。今日は『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)にもギャロップとして出演するようですが、ケリーを推すのか、相方の頭髪の悩みを推すのか(笑)。ちょっと見逃せませんね。

後半は準決勝の出番前や出番を終えた出場者が出ていましたが、話題のムーディ勝山さん「2日前から後頭部に違和感がある男の歌」を披露。この歌は「妙に頭が痛いけど、今まで大病をしたことないからきっと大丈夫」という歌詞でした(苦笑)。あ、メロディーはいつものヤツで。一時はこの番組のレギュラーみたいな扱いだったので、古巣でサービスというところでしょうか。こちらも『爆笑レッドカーペット』にお出になるようで、さらに旋風を巻き起こすことになるのかな?

あとは若井おさむさんとシャアのモノマネをする素人さん、さらにガンダム講談をする旭堂南半球さんガンダムそろい踏みがあったり、それに反応する萌え漫談の天津・向さんとまだNSC生ながら準決勝に進んだガンダムオタク・山口了さんの図が見られたり、ランディーズ・中川さん扮する中川春団次チュートリアル・徳井さんのヨギータがちょっとだけ出てきたり。ブラックマヨネーズ・吉田さんのモノマネをするコアファイター西井さんもすごかったね。というわけで、なかなかの濃い内容でしたが、どうやらGyaO』でも配信が始まってるようです(⇒コチラ)。これはお勧め。見とくべきですよ、たぶん。