あれもしたいし これもしたいの(その2)

その1からの続きです。

「コーナー」

なだぎさんと友近さんに加えてザ・プラン9浅越ゴエさん、バッファロー吾郎小籔千豊さんを交えてのコーナー。「実写版アンパンマンを演じるなら誰?」「長渕剛物語の主人公を演ずるのは?」というお題で考えました。ここでもアンパンマン役に藤田弓子さんや春川ますみさんを推す友近さんのセンスと、それが誰かをちゃんと分かっている他の出演陣に感動。ちなみに、「アンパンマン」は坂東エイジさんやデーブ大久保さんなど丸顔の方が候補に挙がりながら、結局なぜか上川タカヤさんに、長渕剛物語」は語感が似てるだけでRGこと出渕誠さんになりました(苦笑)。

<VTR>「春のPV祭り」

なだぎさんが浜田省吾さんの『MONEY』で歌い踊るビデオ。こちらもまるまる1曲分見せていただきました、ええ。服装にハマショウ・テイストを感じさせる以外は、完全になだぎさん本人。真似たり似せたりはしてません(笑)。RGダンスはあるわ、通路で踊るので三枝さんのポスターをはがしそうになるわ、井岡ボクシングジムの外でロケをするわとやりたい放題。こんなの大好きです。またファンダンゴTVでブリッジVTR大会やらないかな〜。

「町内会の春祭り企画会議」

町内会長とおばちゃんたち3人で春祭りの企画について相談。町内会長は なだぎさん、おばちゃんは友近さんとアジアン・馬場園さん、そしてバッファロー吾郎・木村さんです。友近さんがご近所さんへの文句を言い、馬場園さんはその肩を持ち、木村さんは まあまあとなだめ…というやりとりが おばちゃんならではの感じでしつこく繰り返される(苦笑)間を縫って、なだぎ町内会長が何とか話を進めます。やっと芸能人を呼ぶかということになっても、すんなり決まるはずもなく、氷川きよしがどうとか、楽屋はうちのリビングで(笑)とか、あちこち脱線しまくり。結局、「そんな昔のグループサウンズの人を呼ぶなら、誰も顔が分からないだろう」ということで、ニセモノが歌を歌うことになりますが、その曲は『亜麻色の髪の乙女』。…あの事件のインサイド・ストーリーっぽいけど、こんな話の進み具合ならありえそうな感じ。無責任で噂話好きな3人のおばちゃんが秀逸でした。

〜ここで休憩 時間は夜9時でございます〜

ビバリーヒルズ工業高校白書」

休憩後は再びなだぎさんと友近さんがディランとキャサリンになって登場。この2人に加えてバッファロー吾郎、アジアン、小籔さん、ゴエさんも吹替版外国人になりきりビバリーヒルズ工業高校の先生や生徒を演じます。役柄はこんな感じでしたが↓みんなキャラ立ちまくり(笑)。

・クラスの秀才・ケビン…ゴエさん
・不良のガイル…小籔さん
・ガイルの彼女・キャミ…馬場園さん
・気弱でガイルにいじめられてばかりのピーター…木村さん
・金持ちの転校生・ナッシュ…竹若さん
・クラスの担任・アンジェリーナ先生…隅田さん

ストーリーは…ダンスパーティーを目前に控えたディランやキャサリンたちのクラス。ところが、転校生の登場で思わぬ出来事が起きます。お金持ちで魅力的なナッシュにキャミが心を惹かれ、ラブレターをロッカーに入れておくことに。ところが、ナッシュが使うと思ったところはディランのロッカーだったのです。何も知らないディランは手紙を読んでまんざらでもなさそうで、キャミは困惑。そしてキャミの気持ちを知ったガイルも黙っていません。さらにピーターもキャミに気があることが分かり、恋模様はさらに複雑に。そのうえ、ディランとキャサリンの仲を知らないナッシュがダンスのパートナーにキャサリンを指名!果たしてこの恋の行方は?といった感じでした。

ここでも笑いどころはもちろん、見どころも満載。小籔ガイルの新喜劇でお馴染みのセリフ「いろいろ悪いことをしてきた」のくだりでは全員が新喜劇風にコケ、木村さんは自らのギャグ「絶好調!中畑清です!」を「ベストコンディション!キヨシ・ナカハタ」やすきよ「メガネメガネ」を「glasses, glasses」と英語に変換(笑)。回想シーンをわざわざもう一度やってみせる面倒くさい芝居もたまらんかったです。

そして見どころとしてはこれを挙げないわけにいかないでしょう。なんと全員でダンスも披露!ただ、曲が古いの。マイケル・ジャクソンの『今夜はビート・イット』(あえて邦題)だから(笑)。でも、それぞれにソロパートもあってバッファロー吾郎のお2人のキレのある踊りやゴエさんのロボットダンス、なだぎさんの『R-1』でもやっていた動きに感激しました。…が、最後はなぜか再び『クックロビン音頭』でおしまい。どうやら2つ目のコントとのつじつまも合ったみたいです。

何せ最後のコントは木村さんのピーターがお見事。典型的ないじめられっ子感がにじみ出ていて、友近さんとなだぎさんも絶賛してました。テレビ局からはディランとキャサリンでお呼びがかかることが多いけど、今度はピーターも交えてという働きかけもしているんだそうです。ちなみに、木村さんのピーターを見ていた私の頭の中では「パーティーをするんだ。うちに来ないかい?」という映画のセリフが回っていたんだけど、どの映画だったっけ?『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』?いや、違うかも…。

とにかく、ネタにすることのチョイスと言い、幕間に流れるちょっと古いBGMと言い、すべてがすばらしすぎました。BGMの選び方は友近さんの単独ライブでもグッと来たけど、今回もa-haの『テイク・オン・ミー』だの、フィル・コリンズの『恋はあせらず』だのとツボをグイグイ押されまくり。本当に丸ごと全部楽しかったです。そんな私はディラン&キャサリンのポストカードとステッカーを購入。でも、ほとぼりがさめるまでは きっとこのまま使われないんだわ。このイベント、DVDにしたらいいのにね〜。そしたら何度も見たいわ〜。ああ、面白かった。