あれもしたいし これもしたいの(その1)

楽しく過ごしていたらあれから1週間以上も過ぎてしまいました。でも、まだ賞味期限は切れてないのよ。というわけで、『ディラン&キャサリン』@ルミネについて。長くなったので2つに分けました。うふふのふ。

『ディラン&キャサリン〜難問続出!?恋の数式大パニック〜』(ルミネtheよしもと

NGKでの大阪公演を見に行った人から「長丁場ですよ」と聞いてはいたけど、まさか9時に休憩が入るとは思いませんでした(苦笑)。でも、それが全然気にならないぐらい、いや、むしろもっと遊んでくれてもいいぐらい心の底から楽しかった〜。設定年齢が高めの(苦笑)言葉や音楽のチョイス、そしてどこかで聞いたことのあるセリフやネタ元も心地よく、出演者の貪欲なお笑い探究心に脱帽しました(以下のコントのタイトルは私がテキトーにつけたものです)。

「オープニング」

まずは主役のなだぎ武さんと友近さんがディランとキャサリンで登場。「これから始まるのは茶番劇だぞ。いいのか?」とお客さんに再考を促した後に始まったのは、2人の漫才(笑)。アメリカンジョークでも出てくるのかと思いきや、そこにちりばめられていたのは さまざまな漫才師のギャグや決まり文句。大木こだま・ひびきさんの「わざわざ来てもらわんでも、電話してくれたら行くのに」に始まり、かつみ・さゆりさんの「ボヨヨ〜ン」タカアンドトシ「欧米か!」西川のりおさんの「ツクツクボーシ」、故・人生幸朗さんの「責任者出て来い!」などなど。吹替版外国人の言い方なので本家本元とはだいぶ差がありましたが、そんなところも面白く。いきなりハートをわしづかみにされました(苦笑)。

<VTR>「ディランとキャサリン

出演者全員の紹介かと思いきや、ディランとキャサリンばかりが出てくるイメージビデオ。まるまる1曲分見せていただきました(苦笑)。

「キャサリン、日本から帰る」

日本で楽しく過ごしたキャサリン。たくさんのお土産を買ってくるんだけど、どれにもちょっとした間違いが。ドラえもんは見た目が野性爆弾・川島さんの作品風味になり、ポケットから出てくるものも夢や希望を感じさせるものではなく、お菓子とか現実的なものに。あとはリマールの『ネバーエンディングストーリーだと思って買ったCDは羽賀ケンジ バージョンで、シンディー・ローパーだと勘違いした人はパーソンズのジル(苦笑)。そして最後に浴衣を取り出し、「これを着てみんなで踊るの」と言ってキャサリンがかけた曲は『クックロビン音頭。…このチョイス(笑)。「パーソンズのジル」って数年ぶりに聞いたけど、いったいどれほどの人が分かっていたのやら(苦笑)。

<VTR>「おみやさん」

友近さんが鑑識官として、指紋が一致してるかどうかを調べるうちにいろんなことの一致・不一致を調査。納豆とレタスは一致、なかやまきんに君キャプテン☆ボンバーは一致(やっぱり…・苦笑)、でも島木ジョージさんとツキノワグマは不一致。RGはシルバーウルフやらエビゾウやらといろいろありすぎて「キャラが定まらないっ!」だそうです(笑)。個人的には「ソーセージ」と「麻薬」が出てきたところで相当テンションが上がりました。

「お見合い」

こちらは、なだぎさんと友近さんがそれぞれに演じているキャラのコラボレーション。なだぎさんは、『R-1』準決勝でも演じたニイガキマコトさん。エグザイルのオーディションも受けに行った「末っ子なのにニイちゃん」ですね。そして、友近さんは女性タクシー運転手の赤城みどりさん。2人がお見合いで出会うわけですが、ベテランドライバーらしい赤城さんのマイペースぶりにニイガキさんもタジタジで(うわ〜、死語・苦笑)。そんなニイガキさんが自慢の歌を聞かせるために取り出したマイ・マイクは なんとファミコンのコントローラー(笑)。終盤には、ウェディングドレス姿の赤城さんがコントローラーで美声を聞かせ、結婚を渋っていたニイガキさんを落としちゃうのでした。

<VTR>「最新映画情報」

さまざまな映画の予告編。友近さんが本当に出演した『酒井家のしあわせ』に続いて流れたのは、『太田高校サッカー部』。それっぽく作られたものでした。話は男子部員だと思っていた友近さんが実は女性とが分かって一騒動、みたいな感じ。土肥ポン太さんとかダイアン・西澤さん、鎌鼬・山内さん、新喜劇の今別府直之さん、宇都宮まきさんもご出演。さらにこの後にはミナミの帝王』のパロディ、『ミナミの帝玉』!バッファロー吾郎・木村さんの本家出演記念?という感じでしたが、今や私の中では新喜劇の平山昌雄さん扮する竹内刀さんに寄っていくシーンが鉄板で(苦笑)。『ミナミの帝玉』イベントも是非!という感じです。

その2に続きます。