吐き出せよ 思い切り 気が済むまで

昨日もちょっとだけ書きましたが、だいぶ前から告知していたオフ会的お楽しみ会『おしゃべり いいたより』を昨日18日に開催しました。

今回お集まりいただいたのは、ブログ読者の精鋭(笑)8名のオトナな皆さま。前からこのブログってってお笑いを扱っている割にはオトナの読者が多そうだな〜と思っていましたが、ここできっちり証明されました(笑)。

お笑いにハマリだした時期は最近という人もいれば、ご両親がお笑い好きだったので子供の頃から…という方までさまざま。好きな芸人さんはこのブログで取り上げてるような方ばかりでなく、割りとバラエティに富んでいて、その点はちょっと意外でした。

そんな皆さんは全員1人での参加。きっと不安もあったと思いますが、皆さん最大の共通点があったおかげで会は思いのほか大盛り上がりでした。その共通点とは、「周りに自分のお笑いの話を理解してくれる人がいないこと」(笑)。以前は私もそうでした。でも、このブログのおかげでいろんな方とお会いし、おかげで今ではライク・ア・ローリング・ストーン(苦笑)。転がりだしたら止まらないどころか、加速は増すばかり。止まらないのはロマンチックやha〜haだけじゃないのだよ。

さて、今回の『おしゃべり〜』は2部構成前半の1時間はそれぞれ自己紹介をしていただいた後、4月のお笑い大イベントLIVE STAND 07』についての話をしました。きっと音楽フェスみたいなやり方だろうけど、どんな見せ方をするんだろう?とか、何が見たいですか?とか、そんな感じ。各コンビのネタだけじゃなく、ゲームコーナーや芸人バンド、ユニットコント、新喜劇なんかがありそうだし、ホールはbase組、うめだ組…みたいな感じで分けるのかなあとか、若手のゴングショーなんかも見られるかもとか、短時間の割にはいろんなアイデアが出てきたように思います。この時間は私が進行させてもらいましたが、自己紹介の段階ですでに皆さんの話が弾み、私はただいるだけで充分でした(笑)。

後半はゲストの放送作家・メガネちゃんのお話。バラエティ番組の裏側の話やら、都内で開催されている小規模ライブの紹介などをしてもらいました。単なる視聴者や観客として見ていると「おもしろい/つまらない」の判断しかできないけれど、こうして制作サイドに立った話をうかがうとテレビの見方も変わってくるんじゃないかと思います。前半の雑談スタイルも楽しかったけど、後半でプロフェッショナルな立場からの話を聞いたり、質問できたりしたので、会としてもバランスの取れた内容になった気がします。この方法をご提案いただいた方には足を向けて寝られません、いやマジで。

というわけで、なんだかんだで時間はあっという間に過ぎ、予定の2時間を30分以上オーバーして終了。さらに、最後まで名残惜しく残っていた方とは軽くお茶して帰りましたが、ここでも話はノンストップ。いや〜、まさかこんな展開になるとは思いもよりませんでした。うれしい誤算です。

この『おしゃべり いいたより』は偶然の産物みたいなものでしたが、今になってみれば私には必然だったのかなあという気もしています。ただの暇つぶし程度始めたブログがたまたまたくさんの方に見ていただけるようになり、さらにブログを通じていろいろな方と知り合いになり、大阪遠征もし、ディープなお笑い情報を交換するようになり…といった一連の出来事の総まとめが今回の『おしゃべり いいたより』だったように思います。これからもブログは続けるし、『おしゃべり〜』も不定期ながら継続するつもりですが、とりあえず、昨日の第1回でこのブログの第1幕が終わったような気分です。

で、第2幕はというと、昨日も書いたような無謀なアイデアもあるし、実はもっと無謀なことも考えています(笑)。それが実行できるかどうかはまったく分からないけど、またいろんな方々にお付き合いいただきながら じわっと進めていけたらなと思っています。いきなり正門突破じゃなくて、まずは外堀を埋めていく感じでね。

また突拍子もないことを言い出すことがあると思いますが、時間と興味のある方は是非『おしゃべり いいたより』にもご参加くださいませ。手ぐすね引いてお待ちしております(笑)。