そのヒトコトに用がある

番組全体というより、ちょっとしたことに思わず反応してしまいました、アタシ。というわけで、『ゲツヨル!』と『悲宝館』について。

『ゲツヨル!』(日本テレビ

この番組を見るのは昨日が2回目。毎週、エンターテイメント系のさまざまな話題を取り上げて特集する番組、だと思います。昨日の放送分にはHuman Audio Spongeが登場。簡単に言えば、「元YMOですね。先週末にライブがあった(行けなかった〜)ので、その模様とインタビューをやっていました。インタビューをしたのは羽鳥アナと三宅裕司さん。三宅さんはYMOの『SERVICE』というアルバムで一緒にコントをやったので、話は音楽だけでなく、お笑いにも及んでいました。

で、最近気になる芸人さんについても聞いていたのですが、細野晴臣さんや高橋幸宏さんが「最近のお笑いブームに飽きている」という中、教授こと坂本龍一さんは「僕も飽きてるんですけど、笑い飯は良いかな、と」。2,3年前に放送された笑い飯の臭い飯』日本テレビ)にもキョージュが「笑い飯中毒の人」として出てたもんね〜。言うかな〜と少し期待してたけど、なんかこういう瞬間ってちょっとウレシイっすね。本当に好きなんだと思い、ちょっと胸が熱くなりました。

ちなみに、初めてこの番組を見たのは2週間ぐらい前の「ピン芸人特集」の時。友近さん、陣内智則さん、原口あきまささんが出演し、苦労した時代や芸人になるきっかけを再現VTRで振り返るという内容でした。このときは友近さんの「万人受けしなくても、何人かが分かってくれればいい」という話を聞いて、『LIVE STAND 07』でのネタ(あの大舞台で細かいところを突いてくる年齢層限定の中森明菜漫談って…・笑)を思い出したりしつつ、改めて「いいな」と思いましたが、それ以外は私としてはあんまり…。無理矢理 話に意味を持たせたり、妙に持ち上げすぎるような展開のような気がしたので。今回も期待せずに見ましたが、インタビューの良きところだけが流れていたので、それなりにね、興味深かったですよ。全編ノーカットだとまたアレですけども(苦笑)。

そういえば、「ピン芸人特集」では再現VTRの出演者にちょっと反応。陣内さんの役をやっていたのは、辻本議員のモノマネでお馴染みキャベツ確認中のしまぞうさんでした。なので、リミテッド時代となると、相方役は実際にしまぞうさんの相方であるキャベツさんが演じるという…。モヒカンなのに。ザコなのに(笑)。

さらにその後には、友近さんがバッファロー吾郎に見出されたという話も出てきたんだけど、再現VTRで2人を演じたのは、見たことのある若手芸人でもなければ、ルックスも全然違う人たち。妙にガタイも良かったしねぇ…。唯一の共通点はメガネをかけてることだけで(苦笑)。おそらく木村さん役と思しき人にいたっては、坊主じゃなくてスキンヘッドでねぇ…。こちらもある意味びっくりなキャスティングでした。あんなことなら、いっそ木村さんと竹若さんを呼んでほしかったけど〜。どんだけぇ〜。

悲宝館』(テレビ朝日

4月から始まった新番組というか、リニューアルされた番組というか…。内容は「世の中のあらゆる「悲しみ」を「笑い」に変え浄化する視聴者投稿番組」大喜利っぽくもあり、懐かしのVOW』っぽくもあるとでも言いましょうか。最近、この手の番組って多いような気がするし、投稿内容も必ずしも…だったりするのだけど、『悲宝館』は司会の藤井隆さんとカナシストとして登場する芸人さんのコメントがちょいちょいツボだったりします。

例えば、先週はカナシストがブラックマヨネーズチュートリアルという、意外と真面目な(笑)NSC13期生コン。それだけでもちょっと期待しちゃいますね。なので、録画しつつも結局オンタイムで見てしまったわけですが(苦笑)、そんな私の個人的ヒット賞は「利夫タウン」。「悲本悲造の掲げた悲しい公約とは?」という大喜利の回答「独身男性の住みやすい街づくり」に、福田さんが「独身男性代表の坂田利夫さんを中心に町が作られる」。ここまででも十分面白いんだけど、さらに藤井さんが「利夫タウン」とダメ押し(笑)。先々週はハイヒール・リンゴさんのことも言ってたような…。そんな関西系小ネタが私は好きよ。

ちなみに、藤井さんはカナシストについてのエピソードも押さえていて、先週は「愛される徳井さん話」を2題。福田さんは徳井さんが死んだらと想像しただけで号泣し、吉田さんは徳井さんがこの世界をやめたいと言い出したら…と想像して泣きそうになったそうです。ビバ、チュートリアル!ビバ、13期生!

それしても、写真ネタとか『VOW』的なものへのコメントは渡辺祐 総本部長に限るよなあ…(遠い目)。Tシャツだーすっ!

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