ソノママ ソノママ

ブログネタがHDDにたまり倒しているので、在庫一掃セール。ちょっと古いけどケンドーコバヤシさん、そして野性爆弾が出演した番組の感想を。

吉本超合金ケンコバ大王』(ファンダンゴTV)

2002年にテレビ大阪で放送されていたようですが、今はファンダンゴTVで再放送中。ケンドーコバヤシさんのやりたい放題が炸裂する番組です。芸人さんの追っかけを追っかけたり、他人の子供と親子ごっこをしてウソを教えたり、催眠術にかかったフリをしたり…とコバヤシさんだからこそ、という感じの企画ばかりが登場します。

#13は「ケンドーコバヤシ 曲作りに挑戦」。でもいくらコバヤシさんと言えども、これはなかなか難しい。というわけで、大阪・新世界で作曲が出来る人を探すわけですが、とある串カツ屋で偶然(笑)、見覚えのある後ろ姿を発見。なんと、それは元・憂歌団木村充揮さんだったのです。というわけで、昼間から機嫌良くビールを飲む木村さんに曲作りを手伝ってもらうことになったのでした。

で、2人は曲作りのヒントを得るため、新世界をブラブラ。成人向けの映画館でポスターのうたい文句にうなったり、とんかつ屋さんで食事をしたりするのだけど、ひょうひょうとした木村さんの話は思いつきで言っているようなのに妙に深かったり、単なるダジャレだったり(笑)。

「番組で曲を作るんです」というコバヤシさんに、「それは“局”ってこと?」「玉子のこと…?」(それは“ギョク”)と畳み掛けたかと思えば、「正面から見るよりも斜めから見たらいろんなことが見える」とか、「窓から出られなければドアから出ればいい」とか、単純なのに味のある話も出てきます。

そんな ほんわかした話にインスパイアされてコバヤシさんが作詞した歌が『輝け 新世界』。曲も歌詞もいい感じの力の抜け具合でね、今のコバヤシさんの人気があればCDになってもいいんじゃない?ぐらいで。ちなみにこの2人のユニット名は「なんにょくそ」。「老若男女も くそもなし」という歌詞の中ほどをとりました(笑)。

夜中にウッフッフ…と笑うタイプの番組ですが、この企画は ほっこりモード。いいねぇ〜。これは保存版ということで。

『ヨシモト無限大』(ファンダンゴTV)

先週・今週と大阪からの『無限大』に野性爆弾が出ていました。この間の日曜日は たむらけんじさんやミサイルマンと一緒で、川島さんの愛のある暴言とロッシーこと城野さんがたむらさんに なだめられる姿が面白いやら微笑ましいやら。後に仕事が控えているために途中退席したのですが、帰るときにちゃんと理由を説明せず、川島さんはいきなり「ほなロッシー、帰ろか」(笑)。どこまでもアナーキーです。

その前の週は2人だけでの出演だったので、誰も突っ込まず、完全なフリーダム。で、途中ロッシーさんのお姉さんの子供の話から、話題は分数の計算のやり方へ。でも、本当のやり方は2人ともわからず、分母の異なる分数同士の足し算をリンゴに置き換えて考えます。1/3+1/2は元になる分母は違えど どちらも1切れずつなので、ヤバク式答えは「2切れ」5/5+1/6の答えは「6切れ」。ん〜、確かに普段の生活の中ではそういうことか(苦笑)。

さらに話は分数そのものの意味に移り、1/1は「木から もいだばかりのリンゴ」。5/5は「全部で5個 もいだときの5個」ということに。この両方の違いは「人にあげるときの愛情だ」と言う川島さん。1/5は恋、5/5なら…?「愛やと思うねん」。分数って意外とロマンチックなんですね〜。ウフフ。普通に考えれば全然出来てないことになるけど、なんか妙にしっくりくるというか(いや、来ちゃダメか・笑)、それこそ斜めから見たらいろんなことが見えるというか、そんな感じ。テストで答案用紙にこんなことを書かれたら、はっきり×は つけづらいよな〜。

…なんて思ってたら、100/100は細かすぎてジュースになるので「おジュー」だそう(笑)。やっぱり×をつけときましょか。

この日、自由な45分間を与えられた野性爆弾は、いろんな場所に座ってみたり、財布の中をチェックしたり、それぞれの人気投票をしたりしていました。人気投票ではロッシーさんが大差をつけて勝ったようですが、川島さんの変な言葉選びのセンスも捨てがたいと思うんだよなあ。行き過ぎてるのにどうも憎めない感じとか。いかついのに「くーちゃん」というあだ名がぴったりで(笑)。テレビ映りを意識して付けた頬紅もステキでございました。この2人もナイスな13期生ですわ。

■『たよりがないのは いいたより』では、6月に第2回オフ会的お楽しみ会『おしゃべり いいたより』そして7月には『落語会』を開催することになりました。アナーキーな芸風が好きな人も、ベタな感じが好みの人も是非どうぞ。『おしゃべり〜』の詳細はコチラ、落語会についてはコチラをどうぞ!